リビングライフ Report 玄豆屋genzya 
玄豆屋ロゴ
 福島県白河市にあるコーヒー専門店『玄豆屋 genzya』さんでは、お店で直接コーヒー豆を焙煎し、販売しています。
自家焙煎で豆本来の味を堪能できるコーヒー専門店
ドリップコーヒー  コーヒーマイスターでもある、マスターの金澤さんは毎週、北海道から鹿児島まで自家焙煎したコーヒー豆を届けているそうです。『玄豆屋 genzya』さんでは、コーヒー豆のほかに、紅茶・中国茶・イタリアの食材も取り扱っており、コーヒー豆の数は20種類、紅茶は10種類、揃っています。また、珈琲炭サシェといった、芳香・消臭・リラックス効果のあるコーヒーのアロマ効果を生かしたオリジナルの商品も販売しています。

●玄豆屋genzya
自家焙煎コーヒー豆・販売卸し

住所/福島県白河市道場町29

TEL/0248-22-7043


玄豆屋ホームページ

水出しコーヒー
自家焙煎コーヒー豆


大西 こちらの玄豆屋さんでは、水出しコーヒーや自家焙煎したコーヒー豆などを販売しているとお聞きしました。始められたのはいつでしょうか?
金澤 お店自体は平成元年に始めました。当初は、小説家を目指しておりまして東京に住んでいたんです。しかし、小説家一本で食べていくには、苦しく、バーテンだったり、塾の先生だったりいろいろな仕事を経験させてもらった傍ら、著名人や芸術家の方たちとの交流を持つことができました。それが私の人生の指針を決めたといっても過言ではありませんでしたね。お店は吉祥寺辺りに開く予定だったのですが、当時腰を痛めてしまいまして、実家の福島県白河の地で、親の片隅、お客さんを呼び止めながら、最初は小さなところからスタートしたのがお店の始まりになります。
大西 まず店内に入ると、大きなサイフォンみたいな器材がありますが、あれはなんですか?
金澤 水出しコーヒーに使うものです。水出しコーヒーとは、まさにその名の通り普通の水でドリップしたコーヒーのことです。ですから、通常のペーパーフィルターやネルフィルターでコーヒーを入れるように、ポットで水をコーヒー豆に落としていってもちゃんとドリップできるはずもなく、専用の器具を使ってドリップします。しかも、先ほど述べたように、一度に落とせる水の量はごくわずかで、ほんとに一滴一滴ゆっくりと時間をかけてコーヒーを点ててやるわけですから、1度にできるコーヒーの量は器具によっても違いますが5杯分くらい。ドリップに要する時間は3〜8時間といったところでしょうか。
大西 水出しコーヒーの特徴はなんですか?
金澤 水をコーヒー豆を粉砕したものに点で時間をかけて落とすことによって、全体に染み渡り、ゆっくりと抽出されるんです。ですから、カフェインやタンニンなどといったコーヒーの雑味成分が溶け出しにくく、コーヒー豆本来の旨みを味わうことができます。飲んでみるとトロリと濃厚で、強い香りと味は癖になると思いますよ。抽出中に、コーヒー粉末の入ったガラスの部分が熱を帯びてくるんです。
大西 あっ、本当だ。すごーい!
金澤 この熱が無いと、コーヒーの覚醒成分は出てこないんです。コーヒーには安定作用のほかに覚醒作用もありますから、小説家を目指していたころには、コーヒーにはだいぶお世話になりました。
大西 水で抽出しているのにコーヒーの香りがものすごいですね。
金澤 こうしてゆっくりと一滴ずつ水を入れていくと、そのまま下に落ちていくではなく、周りに輪のようなものができてくるんですよ。
大西 ほんとだ、不思議ですね!
金澤 水の量の調節がなかなか難しいんですよ。多すぎても少なすぎても失敗してしまうんです。
大西 コーヒー豆を買いにいらっしゃる方はどんな方が多いですか?
金澤 そうですね、当店にいらっしゃる方は二通りいまして、家でコーヒーを飲みたい人と、外で飲む人です。コーヒー豆を買って帰られる方は、家で飲みたい方ですね。
大西 コーヒーマイスターでもいらっしゃるマスターにお聞きします。コーヒーのおすすめの飲み方を教えてください。
金澤 私がおすすめするのは「砂糖を使わない」ことですかね。苦いものを飲めば口の中から自然に唾液が出てきます。それが混ざり合わさって自然に甘くなります。実は、砂糖はごまかしなんです。一口目は苦いですが、次からはまろやかになってきますよね。ですから、砂糖を必ず入れるという方も、たまには無糖で飲んでみてはいかがですか?コーヒー本来のコクと香りが楽しめますよ。
 
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