はくちょうサービス株式会社



遠野 タクシーのお仕事を始められたのはいつ頃からですか?


遠藤 タクシーの免許取得したのが12年前(2013年現在)です。実は以前鉄道の模型屋さんと鉄道関係のカメラマンをしていたんです。ですが、それだけでは厳しいということもあり、タクシー業界に入ったんです。その時にいろんな業種の方とお話しする中で、これからの時代に必要な業種ってなんだろうと考えていましたら、身体の不自由な人が一番こういった移動手段を求めているということが感じたんです。普通のタクシーの運転手さんは杖を付いていたり車椅子に乗っていたり、シルバーカーに乗っている方が手を上げても【空車】表示しているにもかかわらず素通りしてしまうんです。現実は。そういう光景を見ていて、タクシーってそういう必要な人たちのためにも必要な乗り物なんじゃないの?と思いまして、そのような福祉サービスのことを探して調べているときに、たまたま福祉タクシーをやっている運転手さんに出会ったんです。で、その時に色々と話しをしているうちにこれが自分がこの先する仕事じゃないかな?と思うようになり、早速どうしたら福祉タクシーを開業できるのかを聞いて、始めました。ですが、3ケ月間はなかなか仕事はありませんでした。始めは自分の母親や知り合いから利用してもらい、そのうちだんだん知られるようになってきました。


遠野 利用するには予約とかするんですか?


遠藤 そうですね、事前にお電話・FAX・メール等で日時など教えていただいてご利用いただくスタイルになります。


遠野 一般のタクシーと福祉タクシーの違いを教えてください。


遠藤 分かりやすくいいますと、福祉タクシー(介護タクシー)は身体の不自由な方をサポートする搬送システムです。交通事故等で足を怪我された方もいますし、病気で身体を動かせない方。病院に通院する患者さんもいます。つい先日まで健常者だったはずなのに…車椅子や寝台に余儀なく乗せられてる人たちも含めるとたくさんいらっしゃいますね。そういう方達って普通のタクシーに乗れないですから。でも、特殊な器具で固定したりできるこういった車では車椅子のまま乗れるんです。


遠野 利用するお値段的には一般のタクシーと比べてどのような感じですか?


遠藤 予約して呼ぶという部分がありますので、いわゆる迎車料金の700円(←内、予約料金400円を含む)は加算されます(初乗り2キロまで1410円、以後90円ずつ加算)が、基本的には710円から始まる一般タクシーメーターと一緒です。


遠野 えー!!そうなんですか?それでしたらお願いしたい方が本当に多いでしょうね?年金で生活されている方々も助かりますね。


遠藤 やはり初乗り5,000円(基本介助料1000円+タクシー車両への乗降介助料1000円+特殊車両料金1000円+予約事務手数料500円+迎車料金700円+タクシー運賃710円=初乗り料金4910円)なんてなったら誰も気軽に頼めなくなってしまいますしね。それこそなんのためにあるの?ってなっちゃいますからね。ですから国土交通省で認可された迎車料金とワンメーターにつき710円の料金。これしか私どもではいただきません。ただし、入り口の玄関から一歩建物の中に入ってお手伝いするのは在宅介護ヘルパー業務の分野になりますので別料金になり料金が増えてしまいますので、お安くご利用いただく為に可能な限りご家族や親戚、もしくはヘルパーさんにお願いしてくださいね。とお伝えしています。


遠野 別料金ということは、料金をお支払いすればお手伝いしていただけるんですか?


遠藤 はい。もちろんキチンとヘルパー等介護の資格を持っていますので、ご依頼いただければお手伝いは出来ます。


遠野 それだと安心ですね。


遠藤 そうなんです。でもお身体が不自由な方が多いですので、出会いもありますが別れもあり、寂しく感じることもありますね。


遠野 寝台の車両もあるそうですが、ストレッチャーや車椅子の利用料などあるんですか?


遠藤 玄関から乗って車で目的地に着いて降りたところまでは無料ですが、その先の病院などで車椅子などをそのまま貸してください。と、なりますと私どもの目が届かないこともありますので、保険料の意味を含めて400円いただいています。ストレッチャーに関しては他の事業者さんをみますと利用する場所関係なく利用料だけでもとても高額になりますので、私どもでは工夫しました。かと言って無理なダンピングはしたくないので、一般的なストレッチャーを使用しません。こちらでは固定式で折りたたみ可能の物にしました。折り畳みベットってありますよね?あの感覚です。で、呼び方を変えまして、「A寝台」「B寝台」という呼び方にしました。(笑)半分笑いを誘いたくて冗談半分で決めたんです。最近は聞かなくなりましたが、昔ブルートレインでA寝台・B寝台というのがありまして、B寝台は昼は椅子で夜になると車掌さんが椅子をバタンバタンと倒してベットにしていたんです。それを模して、A寝台はベット。B寝台は椅子ですがフルフラットにも出来るリクライニングのものです。景色を見たい方もいますので。 


遠野 分かりやすい料金体系でしかも随所に優しい工夫と、ちょいちょい鉄道が入るのは楽しくて良いですね!(笑)


遠藤 ありがとうございます。一般的にタクシー業界でドアツードアというキャッチフレーズを耳にしますがが、私どもは家の玄関口から目的地の玄関口までサポートする事を基本ということにしています。


遠野 ありがたいですね!今後の展開での夢などありますか?


遠藤 実はよく聞く話なんですが、車椅子の方がバスに乗ろうとすると「急いでいるのに!」とかブツブツ嫌味を言う方もいるらしいんです。


遠野 そんなことを??


遠藤 そうなんです。でもタクシーだと高いからバスに乗る…という考え方の方もいますから、それは困りますよね?そこで循環バスとタクシーを融合させて、利用料金を安く提供する計画をしているんです。もちろん現在の【事業免許とは別】になりますが、近隣の病院の方々と話し合いながらそのような計画をしています。そうすれば利用する方々が、どちらも嫌な気持ちにならずにすむでしょ?という事ですね。で、駅構内にも優先的(←こちらは区役所・鉄道と交渉)に入れさせてもらう計画です。


遠野 なるほど。みんなが喜ぶ計画ですね!こちらの予約はすぐにとれますか?


遠藤 その時によりますね。ですので、当社でなかなか対応しきれないときのためにまごころタクシーというのを立ち上げました。こちらのマークは新幹線のグリーン車のマーク・サービス・空間をイメージしつつ、真心込めるということで四つ葉のクローバーを合わせました。(笑)普通は近場を嫌がるタクシーさんが多いんですが、そういった事を一切気にせずに利用いただきたいですね。制服も目立つのですぐに見つけてもらえます。


遠野 利用出来る範囲とかは?


遠藤 出発か、到着が東京でしたらご利用いただけます。


遠野 これからもぜひ頑張ってください!期待しています。

 

 

 



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