Report イオ・コンダクト 一級建築士事務所
イオコンダクト
 那須塩原の建築設計事務所が『イオ・コンダクト』。低コストで満足のいくものを、クライアントの立場に立ってプロデュース。
家族の程よい距離感を大切にした快適住まい

自然素材住宅 個人住宅から、デザインマンション、別荘、店舗設計までこなす建築設計事務所が、那須塩原にある『イオ・コンダクト』。住む人のライフスタイルにフィットし、こだわりや個性、遊び心を形にするデザインであり長い年月を経ても変わらない心地よさを感じる設計…。常にリビングのあり方を意識して、リビングを中心に子供のコーナーを作るなど、家族が団らんで過ごせるように設計したいという上島主宰。施工からアフターサービスまで一貫して監理する態勢に大きな信頼を得ている。


●イオ・コンダクト

一級建築士事務所

住所/栃木県那須塩原市東小屋352


TEL/0287-67-3010

FAX/0287-65-5570

オフィシャルHP




西本 すっきりと洗練されたデザインの設計事務所ですね。お仕事を始められたキッカケはなんですか?
上島 もともとは東京のデザイン会社に勤めていて、長崎のハウステンボスの企画設計、入社して6ヶ月間いきなりハウステンボスの現場で、ディレクターの上司がデザインしたパビリオンが作られていて、そこで半年間細かい作業などを任されていました。そこからがスタートで、店舗・パビリオン関係などの住宅以外の設計に携わることが多かったです。当時、入社したのがちょうどバブル景気の最後の時期で、割と華やかな仕事をしていたんですけど、ふと一軒家の住宅を具体的にどのように設計してあげたら、「すごく住みやすい。」と言ってくれるのかという、お客様の声が聞きたくなる衝動にかられたんですよ。どちらかというと、当時は企業の社長や部長などが相手の仕事だったので、直接のクライアントとの一対一の家づくりがやってみたくなって、生まれ育った信州の建築会社の設計部に入りました。そこで住宅の事を学んで、平成14年に栃木に来て独立したんです。
西本 なぜ栃木だったんですか?
上島 知り合いも多い長野県で独立する方がやりやすかったんですけれど、もともといた会社で出来なかったことに”0”からチャレンジしたかったんです。地元にいるとどうしても業者さんにしても、引き続き同じような業者になってしまうので…(笑)。当時結婚していて子供もがまだ小さかったんですが、自分が信州の自然の中でのびのび過ごしたので、そういう過ごし方を経験させてあげたいっていうのもあって東京に出やすい田舎を探したんです。それまで栃木にあまり来たことがなかったんですけど、栃木といって思い浮かぶのは那須高原だったんですね。環境的には信州と似ているところがあったので、一回来たら気に入りました。
西本 那須高原というと、リゾート地域って感じがして素敵なイメージがありますね。設計において大事にしていることはありますか?
上島 光の入り方・窓の位置・照明の付け方などを特に気にして設計をしています。例えば、狭い土地だったらどれだけ広く見せられるように設計するか、ただ広いだけでは住むには落ち着かない…。住んでいて落ち着ける心地のよい家づくりには、”光”とか”窓から何が見えるのか”がとても重要だと思っています。常に遊び心をデザインに取り込んだ設計をしていきたいと思っています。
西本 リビングのあり方にこだわりを持たれているとか?
上島 まず私が、家を設計するとき最初に考えるのがリビングなんです。子供のいるご家庭なら、リビングを中心にして子供のコーナーを作ってあげます。子供は狭いところが大好きですから、そういったスキマを、気配だけは感じれるように造ってあげるんです。子供部屋っていう固定概念はないんですよ(笑)。リビングを中心に、家にいるときは家族が一緒に過ごせるような空間を設計するようにしています。
西本 こだわりを持たれているクライアントも多いのでしょうね。
上島 ええ、デザインだけではなく、生活の仕方にこだわりを持たれている方が多いですね。以前、東京に土地を持っておられるクライアントから、駐車場付き3階建てで設計を頼まれたんですね。しかし、周りは壁で囲まれており、挟小地でかなり難しい設計だったのですが、天井から光を取り入れるなどして完成させました。クライアントと何度もかけあいをしながら実現出来たのがうれしかったですね。やはり要求が厳しい方がやりがいがあります(笑)。逆に広い土地に好きに設計してくれっていうのは困るんですよね(笑)どんな趣味をお持ちなのか、何色が好きか、犬や猫を飼っているかなど、どんな些細なことでも構いません。お客様の要望をできるだけ引き出すために、設計に着手するまでに綿密な打ち合わせを繰り返します。価格も詳細まで明確にし、納得して頂いた上で設計にあたります。
西本 設計するときに考えていることは?
上島 自分がお客様の立場に立ったつもりで設計を考えます。そうすることによって、クライアントが何を求めているかっていうのが見えてくるんです。
西本 デザインを考えるとき、いつもしていることはなんですか?
上島 メモ帳を必ず持ち歩くことにしています。たとえば街を歩いていて、通りすがりの人の着ている服のコントラストが綺麗だと感じたら、書き留めておくんです。何でもないものでも、かっこいいなと感じたら写真を撮ったり、メモを書くようにしています。逆に部屋の中で「じ〜っ」とデザインしているときはあんまり閃かないですね(笑)。
西本 日々の努力が、素晴らしいアイデアを生むんですね。最後に読者にメッセージをお願いします。
上島 衣・食・住、共に楽しめるような家を提案していきたいと思っています。 住んでる場所がどれだけ楽しい空間か、ワクワクするかっていうのは大事な事だと思うんです。住まうっていうところにも、ファッションに対する思いと同じように目を向けられると面白いかもしれませんね。

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