ハヤシ工務店



田中 ハヤシ工務店さんでは、LOHAS・INというブランド名で注文住宅を手掛けておられる地場の工務店さんと伺っています。

 

林 このLOHAS・INとは、ブランド名というより、弊社の設計事務所の名前なんですが、私共の家づくりのコンセプト「自然の光と風を取り入れた住まい」にピッタリでしたので、そのまま使用しています。

 

田中 今回お邪魔している「カフェLOHAS」さんは、会社のギャラリーを兼ねているんですか?

 

林 当社は代々大工の家系で、私も5代目の職人として現場に立ってきましたが、ある意味職人が現場以外の 事務所に集まると、乱雑になってしまいますので、お客様とゆったりとしたギャラリースペースで打ち合わせが出来るように、また私がイタリアのラバッツァと いうコーヒー豆が好きだったので、カフェみたいなスペースにしました。それから折角だからランチもだそうか。と始めたら、お客様に大変人気になり、今では近所の憩いのカフェとしてご利用いただいております。

 

田中 でも事務所で打ち合わせするより、こういった所の方が、私は落ち着きますね。サイドボードには、今まで建てられた住宅の資料なんかもあって、ついつい見てしまいます。早速ですが、どんな家づくりを提案されているんでしょうか?

 

林  建築家さんとコラボをしたデザイン住宅も数多く手掛けてきましたが、最近では、設備機器に頼らないパッシブデザインの住まいが評判です。家の建て方そのものを工夫して夏涼しく、冬暖かい心地いい暮らしを実現する省エネ住宅です。地域ごとに吹く卓越風はわかっていますので、風の流れを計算しながら設計させて頂くと、心地良い風が流れる家が出来るんです。

 

田中 地域の気候風土に合わせた住まいづくりは、注文住宅ならではですね。

 

林 そうですね。弊社では昔ながらの数寄屋造りや化粧の家なども数多く建ててきました。自然の中で軽快な環境空間を造り出す工法などは、創業から100年にわたって職人に受け継がれてきた弊社では、一番得意とする所なんです。今の住宅は冬の断熱は、断熱材の 使い方でほとんど問題はありませんが、夏の暑い時期に、どうやって風を逃がしてあげて、熱を中にいれないかという事を設計の段階から考える事が求められます。

 

田中 最近は自然災害なども多いですが、東日本大震災以降変化はありますか?

 

林 ここ旭市の海沿いは、あまり報道されませんでしたが、津波の被害も大きくて、弊社の作業場も海沿いに あったため全滅で、自社の職人が使うかなり高価な機材もあったのですが、すべて使うことができませんでした。正直廃業も脳裏に浮かびました。しかし家のメンテ ナンスなど、住まいは建てて終わりではなく、建てた後からもお客様との長いおつきあいが始まるんです。そんなお客様の事を考えると、廃業などは考えられない。機材もなんとか買い替えて再スタートをきる事が出来ました。今回液状化が酷い地域もありましたが、弊社で施工させていただいた住宅には、倒壊したり傾いたりといった家は一切ありませんでした。

 

田中 地元の工務店さんとの信頼関係は、今回の震災で強く感じられた方も多いでしょうね。今後の会社の方針など教えていただけますか?

 

林  御依頼頂くお客様は、昔から営業している事もあって、お客様からのご紹介や建てるならハヤシ工務店で!とご指定頂くお客様がほとんどなんですよ。また最 近はインターネットの施工例などをご覧頂きお問い合せを頂く事も増えて参りました。今後もよりオープンにさせて頂く事、建築中やOB宅の見学も随時受け付けていますので、気軽にご参加ください。

 

 



●LOHAS・IN

株式会社ハヤシ工務店

住所/ 千葉県旭市三川12156-1

カフェLOHAS内

TEL/0120-600-534

 

お問い合せの際は
「リビングライフを見て」というとスムーズです。

株式会社ハヤシ工務店