リビングライフ Report 司法書士みろく法務事務所
司法書士みろく法務事務所
 司法書士の仕事とは?どんな問題に対応しているの?
東京都文京区にある「司法書士みろく法務事務所」さんにお邪魔しました。
個人の権利を守るお手伝いをするのが司法書士の仕事です!
文京区司法書士  都会の喧騒と下町情緒が残る文京区春日で、身近な法律相談などを行っているのが「司法書士みろく法務事務所」さん。相続などの不動産登記、会社登記、借金問題、成年後見などの業務が中心。女性司法書士が、貴方の問題に対応してくれます。なにかお悩みの方は、まずは「相談してみること」が解決への第一歩です。

●司法書士みろく法務事務所
不動産登記・会社登記・債務整理・成年後見

住所/東京都文京区本郷7-2-8
善美ビル2F
TEL/ 03-6231-5068
FAX/ 03-6231-5106

司法書士みろく法務事務所 HP

アジアンティック
司法書士事務所


西本 司法書士事務所の取材と聞いて、法律や手続き関係かなと思いましたが、どのようなお仕事なのか?いまいち分かりませんでしたので、その辺りを簡単にご説明いただけますか?
中尾 確かに一般の方は司法書士の仕事がどのようなものかイメージしづらいと思います。法律に関する手続きなどを専門に行うのは、弁護士、司法書士、行政書士などがいます。弁護士さんは皆さんイメージされるように裁判や法律全般を扱い、行政書士は役所に提出する書類作成が専門です。司法書士はというと、まず一番の専門は登記、それから認定試験合格者のみ、簡易裁判所の管轄まで(140万円以下)の訴訟代理権が与えられています。最近では成年後見業務も活発ですね。
西本 具体的にはどのような訴訟があるんですか?
中尾 売掛金や貸したお金の回収のご相談が多いです。また、債務整理で過払金についての返還訴訟になることもあります。ただ訴訟を起してもあまり小額ですと、経費の方が多く掛かってしまう可能性があります。しかも、訴訟を起こして勝訴した場合、その場ですぐお金がもらえるかというとそうではありません。相手側が素直に応じてくれればいいのですが、実際は払ってくれない人も多く、その場合には売掛金や預貯金などの資産を調べ、執行裁判所に差押の手続きを取らなければならないのです。そういった手間を考えると、請求額を譲歩して示談交渉にする方がいい場合もあります。示談の和解交渉も140万円までは代理可能なので、債務整理業務でも債権者と直接交渉できます。
西本 とても難しいお仕事ですね。中尾さんは、どうしてこの道に進まれたんですか?
中尾 以前は会社員をしていましたが、専門的な仕事をしたいという気持ちがありました。自分自身の中に、軸になる専門性が欲しかったのと、定年のない仕事がしたいと思ったんです。最初に行政書士の資格を取り、もう少し深く法律の勉強をしたくなって司法書士へと進みました。勉強していくうちに、何かしら世の中の役に立てたらいいなという気持ちがわきました。合格後は司法書士事務所で5年程勤務させて頂き、自分らしい仕事がしたいという気持ちで昨年独立したんです。
西本 こちら「司法書士みろく法務事務所」さんで行っている業務について教えていただけますか?
中尾 相続や売買に関する土地建物の登記・会社登記業務、2つめが債務整理など訴訟業務、3つめが成年後見業務です。成年後見業務は、高齢による認知症などの精神上の障害により財産管理が出来なくなった方に代わって財産管理などを行う、いわば成人の保護者といった制度です。主にこの3点を中心とした仕事をしています。
西本 私のような女性にとって、女性の先生がいて下さるのは心強いですね。特にデリケートな問題などは、異性の方に相談するのは、ちょっと苦手と考えている方も多いと思いますよ。
中尾 そうですね。法律家というだけで敷居が高いと感じる方はたくさんいらっしゃると思いますので、話しやすいといった女性の特性が生かせればうれしいです。また、最近では司法書士試験合格者の3割位が女性になってきましたので、今後増えてくると思いますよ。
西本 相談料などのお値段はどの位なんですか?
中尾 相談料は無料です。皆さんメールやお電話で気軽にご相談頂いていますし、面談の希望もお受けしています。お値段については、依頼内容によって様々ですが、例えば1000万円以下の会社設立の場合ですと、登録免許税が15万、公証役場による定款認証代が5万円強、報酬は10万円弱くらいですので、トータルとしては、約30万円くらいとお考え頂ければと思います。当事務所は電子定款認証に対応しており、紙申請の場合にかかる印紙4万円がカットできますので、設立全般の知識だけでなく費用の面でも専門家に頼んでいただくメリットは大きいと思います。その他費用については、お問い合わせいただければお見積させていただきます。
西本 最後に読者にメッセージをお願い出来ますか。
中尾 敷居の低い司法書士事務所として、これからも活動していきたいですね。「打てば必ず響く」をキャッチフレーズに、つながりを大切にして、みなさまのお力になれればうれしいです。まずは気軽にご相談ください。
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