ネイルからメイクパーソナルカラー診断まで幅広いメニューで注目のお店!都営三田線の志村坂上駅から徒歩5分。
河合 まず店名の「ヘリオトロープ」とは?どんな意味が。
中村 ヘリオトロープというのは、私の好きな花の名前です。香りが良くて香水の原料によく使われますが、白や紫の小花をたくさんつける可憐な感じの花です。
河合 どうして美容業界に入られたんですか?
中村 以前は、東京都の職員として長年公務員をしていましたが、今なら、まだ何か他のことができるのではないかと思い、興味を持ったのが美容関係の仕事だったんです。
河合 なにか考える事などがあって?
中村 人に喜んでもらえる仕事がしたくて公務員になったのですが、実際には、そんな実感が持てる仕事は少ないです。動機は同じですが、今度こそ好きな仕事で誰かの役に立ちたいと思い、最初はメイクを勉強したのですが、やはりフェイシャルトリートメントは必要、ネイルもやりたい、という感じで、最後にパーソナルカラーに出会いました。
河合 パーソナルカラーとはどんな施術ですか?
中村 これはお客様に一番似合う色を探すというものです。その方の持って産まれた髪・瞳・肌の色、頬の赤み、唇の色などと調和する色を分析します。
河合 似合う色を捜し出す事で、どんな事が変わりますか?
中村 似合う色を身に着けると顔色が明るくなり、目の下のクマやシミ・シワなどが目立たなくなります。逆に似合わない色は、そういう部分が際立ってしまうんですよ。
河合 例えば、赤は似合うけど、青は似合わないという方もいるかと思うんですが?
中村 赤が似合わないとかではなく、似合う赤を見つければいいんです。4シーズンの名前の付いた4つの色のグループがあり、どのシーズンの色味が一番似合うのかを診断するのですが、すべてのシーズンに赤も青もあります。診断の過程で「同じ赤なのに、色味によって自分の顔がこんなにかわるものなのか」と驚かれますよ。
河合 パーソナルカラーは以前からあったんですか?
中村 日本では最近少しずつ広まってきましたが、アメリカでは、1960年代にサラリーマンの自己啓発の一環としてビジネスシーンを有利にする手段として使われてきました。
河合 お店を始められて、方向性というか、どんなお客様に利用して頂きたいなんてありますか?
中村 年配の方に、もっと多く利用していただきたいですね。ネイルサロンなどは、年配の方にとっては入りずらいということもあると思います。当店はプライベートサロンですので、友達の家に遊びにくる感覚でご利用いただけます。
河合 年代によってネイルのデザインに違いがあるんですか?
中村 年配だから地味な色じゃなく、その方に合った色、デザインがあります。先日も70代のお客様にピンクベースの色で施術をさせて頂いたんですが、とってもお似合いで、ビックリされていましたよ。女性である楽しさを再認識して頂ける、そんなサロンでありたいと思っています。
河合 最後に読者にメッセージをお願いいたします。
中村 色は女性が綺麗になるための一番の基本だと思っています。ですから、一人でも多くの女性にご自分のパーソナルカラーを知って頂き、毎日を綺麗にイキイキと生きていくお手伝いができたら、と思っています。
●ヘリオトロープ
Heriotorope
住所/ 東京都板橋区小豆沢2丁目
TEL/03-6789-0026
(プライベートサロンの為詳しくは予約時に)
■営業時間■
11:00~20:00
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