◆新作映画情報◆ 
TOP>新作映画情報>2009年1月公開作品
007/慰めの報酬
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
007/慰めの報酬

[監督]マーク・フォースター
[キャスト] ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、・マチュー・アマルリック、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジェフリー・ライト、他


2009年1月24日(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー


オフィシャルHP

ただ一人愛した“運命の女”の死に隠された危険な陰謀
その復讐の果てに辿りつく、運命の報酬とは何か──?


STORY-

 ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、かつてない怒りと悲しみに震えていた。初めて愛し、運命を共にするはずだった女ヴェスパーが自分を裏切り、自らの命を絶った──。確かにそこに愛はあった……。彼女は闇の組織に利用され、操られていたのだ。
 ボンドと彼の上司M(ジュディ・デンチ)は真相を暴くため、ヴェスパーを操っていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を尋問する。彼の背後には、2人の想像を遥かに超える、巨大で危険な組織が存在していた。

 捜査のためにハイチに飛んだボンドは、奇しくも知り合ったカミーユ(オルガ・キュリレンコ)という女を通じて、組織の幹部ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)に接近する。グリーンの表の顔は、慈善団体グリーン・プラネットのCEO。主な活動は、環境保護のために土地を買収する公益事業だ。

 ボンドは、物腰も穏やかなこの男の、恐るべき陰謀を突き止める。グリーンは、ボリビアの現政権を転覆させ、組織の息のかかったメドラーノ将軍に新政権を握らせ、その国に眠る貴重な天然資源を完全支配しようとしているのだ。それに成功すれば、やがては世界の支配にもつながっていく……。Mがボンドに与えた任務は、グリーンの陰謀を完璧に阻止すること。ミッションを遂行しながらも、心に刻まれた傷の痛みが、ボンドを復讐へと駆り立てる。

 一方、勝気で謎めいた女カミーユも、ボンドと同じように、愛する家族の命を奪われた過去を秘めていた。彼女はその日から、復讐のためだけに生きてきたのだ。傷ついた心を慰めあうかのように、2人は行動を共にし、次第に惹かれ始める……。

 グリーンの計画は着々と進み、CIAや英国政府の人間すらも取り込んでいく。私的感情により理性を失いかけた状態で、ボンドは任務を果たすことができるのか?!

 ボンド、カミーユ2人の復讐の行く末は? そしてその先にある〈慰めの報酬〉とは――?

ララピポ
配給:日活
(C)2009「ララピポ」製作委員会
ララピポ
監督:植田 尚 
[出]成宮寛貴 村上知子(森山中) 中村ゆり 吉村祟 皆川猿時 濱田マリ 佐田正樹(バッドボーイズ) インリン・ジョイトイ 林家ぺー&パー子 蛭子能収 大西ライオン 他


2009年2月7日より全国ロードショー

オフィシャルHP

みんな、おかしいほど、生きている。
奇跡の"サバイバル"ムービー誕生!


STORY-

 「この世界には二種類の人間しかいない。一生地べたに這いつくばって生きる人間と、そこから抜け出し、高く高く昇りつめる人間」 東京。一千万以上もの人々が行き交うこの大都会では、今日も高みを見上げるしかない人間たちが必死に這いつくばって生きていた。

 いま、世の中は弱肉強食。ワーキングプアやネットカフェ難民、非モテに婚活など、"負け組"を呼称するあらゆるキーワードが生み出された、壮絶な格差社会。年金問題や景気対策のどんづまりなどで政治不信も極まり、まったく先行きが見えないこの現代ニッポンをサバイバルするのは、もはや並大抵のことではない。
そんな中、この映画が映し出すのは、日本最大のアーバン・ジャングル=東京に生息する6人の人間模様だ。渋谷のスクランブル交差点を行き交うのは、いずれも底辺にうごめくダメ人間ばかり。

 栗野健治(成宮寛貴)は23才の風俗専門のスカウトマン。渋谷のセンター街に立ち、尻の軽そうな女たちを口説き落とすことが日課の生活だ。そして囲った女を自分の部屋に連れ込んでは、お姫様のように機嫌を取り、一晩中セックスの相手をする。それもこれも、今までの恵まれない境遇からのし上がるため。
そんな栗野の生活を、秘かに羨望している男がいた。杉山博(皆川猿時)、32才の売れないフリーライターだ。栗野と同じマンションの階下の部屋に住む彼は、天井に耳を当て、栗野が相手をしている女のあえぎ声を盗み聞きしながらオナニーするのが日課になっていた。一流大学を卒業しながらも、現在ほとんど引きこもりの生活を続けている杉山は、もう何年も生身の女に触れていない。
ところが、ある夜。居酒屋でベロベロに酔っぱらっていた杉山は、ロリータファッションでアニメ声の太った女と知り合う。そのまま女のマンションに直行した二人。杉山はこれまでのブランクを取り戻すかのように何度もセックスする。

 その女は、玉木小百合(村上知子)。26才のアニメ声優志望だが、自分の部屋に誘い込んだ男とのセックスを自分で隠し撮りし、それをデブ専の裏DVDとして売りさばくことを生業としていた。当然、杉山が出演しているDVDソフトも渋谷のアダルトショップに並ぶことになる。

 同じ頃、デパートに勤務する20才のトモコ(中村ゆり)は、センター街で自分をスカウトしてきた栗野との関係にハマり、彼に言われるがまま風俗店で働くようになっていた。地味だった服装は派手になり、栗野は優しく、しつこく言い寄ってくる客からも守ってくれる。トモコは味わったことのない幸福を感じていた。すっかり栗野に恋しているトモコは、やがて彼の勧めで、AVに出演することになる。

 渋谷のカラオケボックスで働く青柳光一(吉村崇)は26才のSFオタク青年。普段は女子高生の客にも注意できないヘタレ店員だが、それは「世を忍ぶ仮の姿」だと思っている。自分の部屋に帰ってきた青柳は、全身タイツのスーパーヒーロー姿に着替え、銀河連邦軍の秘密捜査官"キャプテン・ボニータ"に変身。邪悪に汚染された地球を調査する使命を担っている、との設定のもと、向かいの一戸建てに住む色っぽい若妻のプライベートを覗き見ては、股間を熱く勃起させていた。

 庭で犬がうるさく吠えているその一戸建ての近所には、壮絶な臭いを放っているゴミ屋敷があった。そこに住む主婦、佐藤良枝(濱田マリ)は43才。外観も室内もゴミだらけで、神経を病んだ夫とは長い間、まともにコミュニケーションを取っていない。欲求不満が募る中、街でスカウトマンに声を掛けられた彼女は、そのまま熟女系AV女優の仕事を始めていた。もちろんそれは夫も、そして娘のトモコも知らない......。

やがてこの6人の人生に、それぞれ思いがけぬクライマックスが訪れることになる。一見、無関係な彼らのドラマが、東京の空の下で少しずつ交錯する。
ダメダメな彼らの運命は、いったいどこへ向かうのだろうか──。

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
配給:東宝東和
(C)2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
監督:ギレルモ・デル・トロ
キャスト:ロン・パールマン セルマ・ブレア ダグ・ジョーンズ ジョン・ハート ルーク・ゴス  他


2009年1月9日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー

オフィシャルHP

地獄から来た守護神 VS 地上界奪還を目論む反逆王子
ファンタジック・アクション・エンタテインメントの扉が開かれる!

STORY-

 葉巻と猫とチョコバーを愛する皮肉屋のスーパー・ヒーロー、ヘルボーイ。思いを寄せていたリズとの新生活を始めたヘルボーイに、新たな危機が到来する。敵は魔界の王子。彼は伝説の“ゴールデン・アーミー”を復活させ、地球を汚した人類たちに宣戦を布告する。人類の未来を守るため、ヘルボーイはエイブ、リズらとともに立ち上がる!

遥か太古に人類と休戦協定を結んでいた魔界の王子が謀反を企てた。人類から地上界を奪還するため、王子は恐るべき計画を実行に移そうとする。彼が甦らせようとしている“ゴールデン・アーミー”とははたして何か? 超常現象捜査防衛局“BPRD”のスペシャル・エージェント、ヘルボーイとその仲間たちは人間界と魔界を股にかけ、激しい闘いを繰り広げることに。だが、彼らに待ち受けていたのはあまりにも過酷な試練だった。ヘルボーイたちの運命は? 人類は滅亡の道をたどるのか……?

 世界中の民話伝承、都市伝説、クトゥルー神話の要素まで取り入れた物語を彩るのは、幻想感あふれるヴィジュアル、そして“善の魔物VS悪の魔物”の壮絶なバトル・アクション。地下世界を跋扈する魔物たちや都市を踏み壊していく巨大生物に対し、ヘルボーイは力任せの荒技で応戦。魔界の剣士でもある王子との肉弾戦も手に汗握らせる。一方、ヘルボーイと仲間たちの心理描写も斬新。異形として生まれた彼らの苦悩だけでなく、コミカルな面も描かれているところが実にユニークだ。心優しい相棒の水棲人・エイブ、美しき念動発火能力者・リズ、そして今回初登場となる新キャラクター、幽体離脱者のヨハン・クラウスもヘルボーイと絶妙(?)のかけ合いを見せる。さらに、敵方となる王子と王女の兄妹が織り成す妖しくも哀しいドラマには、エコロジカルなテーマや人間の愚行・文明批判まで込められ、今日的で奥深いものになっている。

戦場のレクイエム
配給:ブロードメディアスタジオ
(c)2007 Huayi Brothers Media & Co.,Ltd. Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.
戦場のレクイエム

[監督]フォン・シャオガン
[出]チャン・ハンユー フー・ジュン ドン・チャオ ユエン・ウエンカン タン・ヤン 他


2009年1月、シャンテ シネ他全国ロードショー!


オフィシャルHP

あの時、撤退のラッパは鳴っていたのかー。
47名の部下を失った男の慟哭が史実の片隅で、こだまするー。


STORY-

  1948年、毛沢東率いる中国共産党の人民解放軍と、蒋介石の国民党軍は、新中国建設の主導権をめぐって激しい内戦を繰り広げていた。
 グー・ズーティを連隊長とする人民解放軍中原(ちゅうげん)野戦軍第2師139団3営第9連隊は、華東(かとう)地方での市街戦で、国民党軍を包囲した。しかし偵察に送り込んだ部下が狙い撃ちされ、連隊は混乱に陥る。国民党軍が待ち伏せていたのだ。激しい戦闘の末、かろうじて征圧したものの、連隊は部隊の相談役的存在の指導員をはじめ多くの仲間を失った。激高したグーは捕虜の射殺を命じ、奪った衣服を部下に分け与える。この行為が軍規違反に問われ、グーは警告処分を受ける。

 グーと第9連隊は淮河(わいが)の最前線に送られることになった。リウ・ゾーシュイ団長は、第9連隊に旧炭鉱防衛の任務を与え、「旧炭鉱を正午まで守りきれ。集合ラッパを合図に随時撤収」と命じる。これは撤退命令が鳴るまで、最後の一人まで戦い続けることを意味した。グーは戦闘中に失禁して責任を問われた元教師ワン・ジンツンを指導員に指名し、部下とともに進軍する。到着して息つく暇もなく国民党軍の砲撃が始まった。物量で圧倒する国民党軍の猛攻の前に、第9連隊の兵士は次々と命を落としていく。
 交戦の合間、大火傷を負ったジアオ小隊長が「集合ラッパを聞いた」と進言するが、爆音で耳をやられたグーは確信が持てない。部下の間でも意見が割れ、「言うとおりにしてくれ、このままでは全滅だ」という絶命間際のジアオの言葉を振り切って、絶望的な突撃を命じる。連隊所属の兵士は、グーを除く47人全員が戦死した。

 数日後、グーは国民党軍の軍服を着て病院で発見された。グーは、自分が集合ラッパを聞き漏らしたために仲間が全滅したと自責の念にかられていた。中原野戦は再編されて第2師団の消息は不明となり、グーの身元すら確認できない。グーは帰郷を命じられるが、再び戦地に赴くために収容先の野戦軍に志願し、チャオ・アルドウの連隊に加わった。

 1951年。内戦は終結し、新中国は建国されたものの、グーは朝鮮戦争に送られた義勇軍の一員として、チャオと共に朝鮮半島中部にいた。グーは移動中に地雷を踏んだチャオの身代わりとなって、地雷を爆破させた。

 4年後、地雷の爆発で片目を失ったグーは、淮河の戦場跡地に立っていた。戦死した兵士が烈士として称えられるのに対し、第9連隊の戦友が失踪扱いされていることにグーは激しい怒りを覚える。第9連隊の指導員、ワン・ジンツンの行方を捜すワンの妻スンとともに、グーはチャオを訪ねた。グーを兄貴と慕うチャオの協力を得て、仲間が戦死した旧炭鉱を探しあてるが、仲間の遺体を並べたはずの炭坑の入り口は、石炭くずの山に埋もれて跡形もなくなっていた。グーは「ここに戦友が流した血を、俺が証明してみせる」と決意した...。

 あの時、撤退のラッパは、鳴っていたのか...。そして仲間の名誉は取り戻せるのか...。グー・ズーティの長く険しい第二の人生が始まったー。

禅/ZEN
配給:角川映画
(c)2009「禅 ZEN」製作委員会
-ZEN-

[監督]高橋伴明
[出]中村勘太郎 内田有紀 藤原竜也 村上淳 哀川翔 勝村政信 笹野高史 西村雅彦 他


2009年1月10日全国ロードショー!!


オフィシャルHP

禅からZENへ。
時を超え、人を超え、今、世界は、ひとつになる。


STORY-

 混迷を極める現在、禅ZENが世界に与える希望ははかりしれない。
750年前の乱世の鎌倉時代、困窮する人々やいくさで滅ぼされた怨霊におびえる時の権力者の苦悩を、自らもひとつになって受けとめていった孤高の人、道元禅師。彼によって導かれた禅ZENの教えは、今なお人々の心に輝き、その光を失わない。

禅ZENとは、共に生きること。
道元禅師の清冽な生涯を通して描く、感動の歴史ロマン!
あるがまま、自然の流れに身を任せ、ただ坐るのみ・・・只管打坐(しかんたざ)。しかし、禅ZENとは、決してひとり坐禅を行うだけの孤独の行ではない。本作は、人と人とが共に生き、喜びや悲しみを分かち合い、明日への希望の光をどのように見出していくか・・・を、道元禅師の清冽な生涯を通して描く感動の歴史ロマン。
既成仏教に疑問を抱き、大宋国にわたって正師と真実の教えに巡り合った道元は、日本に戻り、様々な出会いと別れの中で、時の権力に心の太刀で立ち向かい、万人を救済する真の教えを説いていく。その生き様は、心・精神の荒廃した今の時代だからこそ、観るものの魂を揺さぶってやまない。

ピューと吹くジャガー/今、吹きにゆきます
(C)2009『ピューと吹く!ジャガー』FLASH MOVIE製作委員会
ピューと吹くジャガー/今、吹きにゆきます

[原作]うすた京介
[監督・脚本] FROGMAN
[声優]藤原啓治 金丸淳一 真木よう子 板東英二 他
 

2009年1/1(元旦・祝)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開! 1/10(土)より、TOHOシネマズ系にて全国ロードショー!!


オフィシャルHP

うすた京介×FROGMAN、笑いの化学反応!

STORY-

 とあるフリマのお店で、何かを買わないと気まずい感じになったピヨ彦は、仕方なく筒状のオブジェがついたチョーカーを購入する。そして、ちょうど会場に居合わせたジャガー、高幡不動とともに父字郎の珍笛ブースを覗いたりしたのち、帰途につく…そんな、よくある一日のハズだった…。自室に帰ったピヨ彦は、急な尿意に襲われトイレへ直行!だが扉を開けると、そこは一面の別世界だった!驚きのあまり息を飲むピヨ彦。そして、あわてて扉を閉じると部屋には、今度は異世界からまぎれこんだと思われる女性が立っていた。さらに彼女は、ピヨ彦の首にかかるチョーカーを見て表情を変えるのであった…。

Flashアニメ界のトップランナーFROGMANが、「週刊少年ジャンプ」で連載中の大人気ギャグマンガ、うすた京介の「ピューと吹く!ジャガー」を手がけた!伝説の笛を求めてパラレルワールドに迷い込む、ふえ科のメンバー。“友情”“勇気”をテーマにしたジャンプらしい王道ストーリーにも関わらず、FROGMANの手にかかり抱腹絶倒の壮大なオリジナル・ギャグストーリーに仕上がっている。

映画館で並ばずにチケットが買える!
 
←リビングライフTOPへ 〜08年12月 新作映画情報 09年02月〜
copyright(c)Living-Life.co.,ltd 無断転載禁止 リビングライフ編集部 新作映画情報