STORY アビー(キャサリン・ハイグル)は美人で頭のきれる女性。カリフォルニア州・サクラメントで地方局のTVプロデューサーとして多忙な日々を送っているが、悩みのタネは私生活での恋愛。完璧すぎる自分に似合う完璧な男を求めるあまり、なかなか理想の彼と出会えない。ロマンティックな恋を夢見て、その夜もブラインドデートに出かけるが、レストランで彼女を待っていた男性は理想とはほど遠かった。そんな彼女の前にハンサムな医者のコリン(エリック・ウィンター)が現れる。アビーの隣の家に引っ越したばかりで、ルックスがいい上、誠実な人柄。まさにアビーの理想通りの男性だ。彼女は急速にコリンにひかれるが、なかなかデートのきっかけがつかめない。 彼女に恋愛指南をすることになるのが、テレビの恋愛カウンセラーとしての人気急上昇中のマイク(ジェラルド・バトラー)だった。下品でHな男の本音トークが売りの彼に、最初は反発を抱いたアビーだが、男と女の真実をぶちまける彼のコーナー「アグリー・トゥルース」(醜い真実)は視聴者から大反響を呼ぶ。視聴率獲得のため、アビーはしぶしぶ自分の番組で彼を起用する。アビーの理想の恋愛観は女が頭で描いたもので、男の本音が分かっていないと厳しく彼女を批判するマイク。自分の言うとおりにすれば、絶対にコリンをゲットできる、と断言。その自信にあふれた言葉を信じて、アビーは変身を決意する。 「女は見た目が大事」と主張する彼のアドバイスに従い、ふんわりカールさせた髪型に変え、体の線を強調したセクシーなドレスや下着を買いこむアビー。マイクの作戦通り、美しく生まれ変わったアビーは見事コリンの心をとらえる。女として自信を持ったアビーは、これまで縁がなかった衝撃(?)のバイブ・パンティを身につけて外出。予期せぬ騒動が起きたが、トラブルさえも味方につけ、コリンとの愛は深まっていく。 アビーの愛の進展を見て、複雑な気持ちになるマイク。そんな時、高視聴率の噂を聞きつけたLAの大手テレビ局CBSがマイクに引き抜きの話を持ちかける。アビーは激怒するが、上司は彼女に彼をひきとめに行かせる。 コリンとの念願のお泊りデートもあきらめ、マイクのいるホテルに向かうアビー。彼と対面し、説得しようと試みた、その時―――。
無情な大河を下りながらー もはや船引きの導きを感じなくなった STORY 舞台はスペイン、名もなき孤独な男はある任務のため様々な街を巡り、さすらう。過去、目的、計画…全ては謎に包まれたまま、ただ男は任務の遂行だけを目指す。ありのままの現実と、夢の中を彷徨うかの様な非現実が交錯する。スペインじゅうを巡りながら、男は自身の意識の中をもさすらう―――。
「何でもアリ」で超過激な"やりたい放題"ハイテンション・ムービー STORY ヘリコプターから落下し、ロサンゼルス、ダウンタウンの路上に激しく叩きつけられた殺し屋シェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)。まだ息のある彼を、謎の中国系ギャングの一団が速やかに連れ去った......。 3か月後にシェブが目を覚ましたのは手術台の上。彼の心臓は取り出され、代わりに電池式の人工心臓が埋め込まれていた。これは100歳になるチャイニーズ・マフィアの大物プーン・ドン(デヴィッド・キャラダイン)の差し金。このヨボヨボの老人は、シェブの強靭過ぎる心臓を移植して若返りを図っていたのだ。他の臓器をも奪おうとしていた中国人の医師たちをぶっ飛ばし、シェブは心臓を取り戻すために外に飛び出していく。 しかし厄介なことにシェブの人工心臓は定期的な充電が必要で、それを怠ると死んでしまう。旧知のヤミ医者マイルズ(ドワイト・ヨーカム)に助言を求め、激しい胸の痛み乗り越えるシェブ。ストリッパーとなっていた最愛の恋人イヴ(エイミー・スマート)と再会を果たし、電気ショックと涙ぐましいまでの彼女の協力を得て、彼は心臓を持ち去ったチャイニーズ・マフィアを追う。 しかし敵は中国系マフィアだけではなかった。メキシカン・マフィアのボス、エル・ウロン(クリフトン・コリンズJr.)もシェブの行方を執拗に追っていた。いったい、なぜ? メキシカン・マフィアに殺された、シェブの友人ケイロの双子の弟ヴィーナス(エフレン・ラミレッツ)も復讐に燃えて乱入し、事態は混沌の色を深めてゆく。血で血を洗う壮絶な戦いの中で、シェブは心臓を取り戻すことができるのか!?