白磁の食器などに、自由に図柄を入れることができるポーセリンアート！芸術性と実用性も高いハンドメイドのクラフトアートです。テーブルセットなど素敵な食器も作れますよ。

滝沢　サロンドレイさんはどんな教室か、まずは概要から教えてください。

池上　主婦の方の利用が多いお稽古教室なんですが、ハンドメイドの磁器に絵付けをしていくポーセリンアートの教室になっています。絵付けと言っても筆で書くということは少なく、転写紙の図柄を選んでいただいて、オリジナルの絵柄を白磁に貼り付けてデザインしていきます。

滝沢　先生ご自身がポーセリンアート教室を始められたキッカケは何だったんですか？

池上　以前よりポーセリンアートは趣味でやっていました。これまで銀座で仕事をしていましたが、コロナ禍の影響もあり3ヶ月休業になってしまった事から、将来教室を出す予定が早まって2020年に開業することになりました。

滝沢　ポーセリンアートって難しそうというイメージがありますが。

池上　私も習うまでは難しいかと思っていましたが、実際体験すると想像していたよりも簡単で、創作の過程も楽しくて一度の体験で夢中になってしまいました。皆さん取っ付きにくいイメージがあるようですが。

滝沢　その時は何を作られましたか？

池上　お客様に差し上げる灰皿を作らせていただきました。プレゼントさせて頂きましたら大変気に入られて、新たな創作意欲の原動力にもなりましたね。

滝沢　お仕事として教室を始めれれると大変な事も多いと思いますが、生徒さんの募集はどのようにされていきましたか。

池上　インスタグラムのみで告知をしていきました。何もわからない状態からのスタートでしたのでインスタから来店いただいて、そこから友達を誘って来てくださって、生徒さんの輪が出来ていきました。

滝沢　習う立場から教える立場になって気をつけているポイントなどは？

池上　どんなお仕事でも一緒だと思いますが、一人ひとりのお客様と寄り添って…結構寄り添って教えていると思います。（笑）

滝沢　教室は芝大門の他に静岡にもあるそうですね。

池上　実家が静岡の浜松で、祖母が残してくれた一軒家が空いているので、そこでも古民家サロンを開設しています。

滝沢　そうなんですか。いきなり二つの教室を構えるとなるとすごいですね。

池上　突発的に勢いです。（笑）今回コロナの影響で、皆さん仕事や生き方が大きく変化された方も多いと思います。教室自体は少人数制のアットホームサロンです。何か心の奥底で溜まったモヤモヤやストレスなどを発散できる教室を作りたいという思いも強かったように感じます。

滝沢　図柄はどのくらいご用意されていますか？

池上　今はざっと500枚はあります。自分がおすすめしたい図柄と生徒さんが作りたい作品は違いますので、選ぶ過程もまた楽しいですよ。また、家族の人数分のテーブルセットを作りたいとか、慶事のプレゼントを作りたいなど、使用目的によってもデザインは変わってくると思います。最近の傾向としてはスタイリッシュでシンプルなデザインをされる方が多いです。

滝沢　最後にサロンドレイさんから読者にメッセージを。

池上　こんな楽しいことはないと思って教室を開講しています。手先を動かし五感を使って貴女だけのオリジナルを作りに来てください。月2回浜松教室、その他は平日は芝公園教室を開設していますので詳細などもお気軽にお問い合わせください。

●Salon de RAY（サロンドレイ）　代表　池上れい Rai Ikegami

2020年のコロナ禍により銀座の仕事が3ヶ月休業になったのを機に、趣味で習っていたポーセリングアートの教室を東京港区の芝公園近くに自宅サロンを開業！また同年8月に祖母が残してくれた浜松にある空き家を利用した古民家サロンを始める。大人の女性の上品で感性豊かなサロンを目指し活動されています。
※お問い合わせに関するお願い：営業のお電話は一切受け付けておりません。教室運営に支障が出ているのでおやめください。
Instagram： https://www.instagram.com/handmade_ray/?hl=ja
公式サイト：https://salonderay.bitfan.id