腰痛もうつ症状もNLPで同時治療。なぜならメンタルと身体は一つだから。【フェリックスヒーリングオフィス】

ストレスが原因であらわれる痛みは、手技療法だけでは改善できない事が多いと院長の村上先生。神経言語プログラミングであるNLPカウンセリングを用いて、メンタルから改善を目指していきます。各種NLP講座も開講中!

大西結花大西 フェリックスヒーリングオフィスさんでは、南常盤接骨院も運営されているんですね。村上先生の経歴から教えていただけますか?

村上 マッサージ師から資格を取得し、柔道整復師、鍼灸師と3回学校に行って治療家になり、1997年に南常盤接骨院を開業しました。

大西 それからフェリックスヒーリングオフィスを始められたのは?

村上 きっかけとしては、接骨院で患者さんを診ていると、身体の痛みの治療で来院されているんですが、施術だけでは改善されない患者様が必ずでてきます。詳しくお話を聞くと、会社でのパワーハラスメントや人間関係にストレスを感じ、それが痛みとして表れてしまうなど、心理的なストレスからくる痛みというものが、かなり多いということに気づきました。

大西 ストレスと病気の関係というのは、最近話題になりますね。

村上 私の恩師が、アメリカの整体であるオステオパシーをしていまして、2年間内弟子として勉強させていただいた時に、身体と心を統合するような整体を学んでいました。しかし実際、患者様に施術をしようと思っても上手くいかず、なぜかというと手技はわかっていても、心理療法がわかっていませんでした。

大西 具体的に、メンタルが影響していると感じるときは?

村上 言いたいことが言えない方、表現したくてもできない方というのはたくさんいらっしゃいます。そういう方の中には「喉」に緊張が見られます。喉が緊張すると喉の裏は首ですので、首も緊張するようになります。それが肩こりや頭痛といった痛みとしてあらわれる場合もあります。またハートブレイクといって、胸の緊張から症状が出ることもあります。

大西 緊張すると喉が乾くというのも、シグナルの1つですね。

村上 それから色々な心理学を勉強していきました。例えば、ユング心理学、ゲシュタルト療法、ハコミセラピーなどですが、私の治療に一番あっているなと思ったのが、Neuro Linguistic Programmingという通称NLPという神経言語プログラミングなんです。2001年より学び始め、NLP研究所の専属トレーナーとして2006年より教えるようにもなり、現在は独立してALL NLPという団体を主催しています。

大西 メンタルヒーリングを取り入れた接骨院さんというのは、日本ではまだ少ないと思います。

村上 そうですね。どこにいっても良くならないと、全国から施術とカウンセリングにお見えになる方が多いですね。アナログからデジタルに変わり現代人のストレスというのは大きくなってきましたから。

大西 NLPとは聞きなれない方も多いと思いますので、簡単に教えてください。

村上 例えば、視覚から考える神経言語プログラミングとは、まず、緑色のベットを見たら、緑という色、ベッドの形を脳の中で処理して、「緑色のベット」と言葉として発したり、そこは寝るところと判断し行動に移れます。それが上手く働いているときはいいのですが、身体を傷つけたり、我慢したりといったストレスが、それが間違って自分にとって不利益なプログラミングになっている事があるので、正しいプログラミングに戻しましょうというのが、NLPの基本的な考え方です。過去のトラウマというのも、心の記憶としてプログラミングされているからなんです。

社会に出て自分を見失ってしまった人たちへ~オリジナルは今いずこ?~
村上剛著

大西 NLPカウンセリングのスクールも開講されているんですね。

村上 最近の活動としては、アメリカで取得したNLPユニバーシティ・マスタートレーナーとして、医療に携わる方など多くの受講生を抱えています。興味のある方は、定期的に色々な課題についてのセミナーも開催しています。

大西 読者にメッセージなどありましたら?

村上 身体の痛みは身体だけではおこっていません。自分の本当の深い部分でおこっている「心の叫びの時」があるので、そこに耳を澄まして気づいて欲しいと思っています。個人の問題の場合は一回のカウンセリングで終了します。しかしパワハラやネグレクトなどは、個人というよりシステムの問題ですので、何回か時間がかかると思いますが、お悩みのことなどありましたら気軽にお問い合わせください。

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