ハワイに古くから伝わる伝統のハワイアンフラダンスの専門教室。初めてのかたでも楽しい愉快な仲間たちが温かく迎えてくれます♪
林 本校がハワイ島にありまして、マウナロアという山に吹く心地よい風という意味です。
田中 フラに出会ったきっかけを教えてください。
林 もともとハワイが好きで、フラにも挑戦しようと思っていたんです。ハワイ校の先生と成田空港で知り合って、縁ができたんです。それから先生と仲良くなって、、、お宅にもお邪魔しているうちにレッスンを受けるようになりました。
田中 こちらの教室は何年くらいやっていらっしゃるんです。
高橋 来年10年になります。
田中 フラをはじめてから、教えるようになるまでにはかなり大変なのでしょうか。
林 はい。長い道のりです。ゴールはないですね。まだまだ永遠に続くというか、、まだまだ我々も勉強中です。また日本でも習ったこともあったんですが、私のハワイの先生に習ったのとはちょっと違っていたんです。日本では踊りの形だけ。我々が学んだのは気持ちや生活も含めた表現としてのフラでした。向こうの風、太陽、花のにおいのイメージ。そこまで含めてフラだと思っています。
高橋 全体としては同じなんですが、結局は数百年前前から続くものを受け継がれているので、先生によって違います。歴史的な話になってしまいましたね(笑)
田中 いえいえ興味深いです。歴史を学ぶみたいな
林 そうですね。今はアメリカですがもともとハワイはひとつの国でした。王室もあったりして。それが歌になったりしているんです。踊りだけでも楽しいですが、そういった歴史や文化、伝統と絡み合うと非常に深くて。人のありかたや世の中にたいして謙虚でなくてはいけない。そこまでの深みが伝えられたら幸せです。
田中 レッスンのときも写真のような衣装を着るんですが?
高橋 レッスンのときはTシャツにパウスカートという5メートル生地をつかったパウスカートというスカートをはいて髪をあげて、、、
田中 あ、やっぱり髪をあげるんですね?
林 フラには現代のものと古典のものがあって、古典のものは神様に捧げる意味合いがあるんです。古典はチャントという詠唱みたいなもので踊ります。お化粧をしてはいけないし、前髪は必ずあげます。自分をさらけだすという精神みたいなものです。もちろんネックレスなどの装飾はつけません。そういうところから髪をあげるということが慣例になっているんだと思います。
田中 現代的なフラは?
林 どちらにしても、おでこは出します(笑)髪をアップにしたりして雰囲気をつくります。現代のものは花などの装飾をつけたりしながら踊ります。
田中 子どもたちの写真もかわいいですね。
高橋 こどものフラのクラスもあります。最年少は3歳!まだ走り回るだけですが、、、(笑)踊りだけでなく自然を好きになったりいろんなことが学べる。学校で学べないことが学べる
田中 私の子どもも通わせたいです!家の近くに教室があったら、、。とにかく現地に行くなんて本当にすばらしい。五感で感じる。花のにおいの感じで踊り方も変わってくる。ぜひ踊っていただきたいんですが、、、
林 そうですね、どんな曲がいいでしょうか。日本で言うと「なだそうそう」。ハワイの有名なミュージシャンの曲でいかがでしょうか。
(フラを踊っていただく)
田中 (拍手)すばらしいー!ありがとうございます。癒されちゃった。踊ってらっしゃるときの表情、本当にいい。各世代カリキュラムがあるんですよね?
高橋 はい。子どものクラスに、40代くらいまでの方のクラス50代以上の、、、といってもおおざっぱですが、、。踊る曲も違うんですよ。やっぱりお母さん世代、すごいんです。本当に人生て素敵だなって思うんですが。いろんなことを経験してらっしゃる方はすごいんです。フラに表現にでます!また若い方にはアップテンポのものや古典もやって頂きたいですし。どんな年代にもフラの楽しさ、深さを体験してほしいです。不定期ですが男性のクラスもありますよ!!
田中 ハワイにも行ったりなさるんですか?
林 結構みなさんはまって多くの方がハワイに行っています。ハワイ本校と合同でショーや大会にも出れます。もちろん厳しさもありますけど(笑)日本だけじゃなくハワイでもできる
田中 本場でできるなんて素敵ですね!
高橋 実際の踊っている曲が生まれた場所にいくこともありますし。
田中 大会などの審査はどんな基準で行われるのですか?
林 曲に対する理解、表現、清潔感を基本に、コスチュームなども重要なポイントです。いかにきれいにまとめてみせるか。群舞のときは足のタイミング、手のタイミング、から目線まで。
田中 シンクロやフィギュアスケートに近い部分がありますね!
高橋 そうですね。芸能人の方でフラなさっている方も多いですよね?
田中 そうですね。実は私もちょっとだけ体験したことがあって。皆さん表情が穏やかで、、、、みている景色が違うんじゃないかと思うくらい。女性として踊れたら素敵だなって思います。
高橋 意味を理解して踊っていくようになると表情にもでてくると思います。
田中 生徒さんもそんなフラを通じて、どんな雰囲気でいらっしゃるんですか?非常に仲がいいと伺いました。
林 みんなで踊りますから、新しい方が一人で入会されてもすぐに馴染んでいただいています。長い生徒さん同士は本当に姉妹、家族のような感じになっていますね。教える私にもお母さんが何十人もいるし、妹も何十人もいるという感じの大家族です(笑)
田中 ショーや大会にもみなさんで?
林 誰でもチャレンジしたい人は出してあげたいです。やる気がある方はどんどん出しています。
林 日本ではキングカメハメハフラコンペティションが有名ですね。最近では有明で行われるホオラウレアフラコンペティションのレベルが高いと思います。私たちも毎年出ています。20チームくらい競います。夏のシーズンはイベントで忙しいです。ビアガーデンでのショーやレストランでのショーなど。毎日レッスンをしながら生徒さんと一緒にショーにがんばっています。
田中 最後にフラに興味がある方にメッセージをお願いします。
高橋 少しでも興味あれば誰でも来てほしいです。フラを通して自然や文化を私たちと一緒に学びましょう!!
■お店データ■
●フラ ハラウ ケ オル マカニ オ マウナロア Hula Halau ke ‘Olu Makani O Mauna Loa
住所/ 千葉県千葉市稲毛区小仲台2-7-8 ともえビル3F
TEL/043-287-0223
■営業時間■
10:00~21:00 水・日休み
ホームページ