北海道・知床で宿泊施設「KIKI知床 ナチュラルリゾート」の大浴場を、2023年1月21日に全面リニューアル、合計4種のサウナが誕生。
「クロウナ」は、“穴蔵”をイメージして仕立てた、サウナでは珍しい真っ黒なサウナ室。外界からの光を遮った地下のような暗さの中で、自分の世界に静かに没入していくような時間を過ごしていただきたいという発想から、黒一色で仕上げました。ストーブにはやかん型のアロマポットを設置。セルフロウリュを楽しみながらじっくりと汗をかいていただけます。
「ネウナ」は、その名の通り“寝て入る”サウナ。一般的にサウナで横になることはマナー違反とされ、寝っ転がって汗をかくことは貸切サウナでしか味わうことができない自由でした。「ネウナ」では、これが推奨される入り方。混雑時には譲り合っていただきつつ、遠慮せず横になって全身で大いに脱力していただければ幸いです。
「ウィスキングサウナ」は、セルフウィスキングが手軽に楽しめるサウナ。施設としてヴィヒタを用いたセルフウィスキングが楽しめるサウナは、現在国内にはほとんどありません。 ヴィヒタを使って体を叩くウィスキングは、肌に刺激を与えることで血行が促進され、マッサージのような効果も期待できます。壁に取り付けた楠の木の一枚板からは天然の木の香りも。室内には蒸気発生器が内蔵され、蒸気の中で自然の香りと共に一緒に“蒸される”体験を味わっていただけます。
4種目には国内にはまだ数えるほどしかないエストニア生まれの「イグルーサウナ」が登場。木でできたかまくら型のサウナで、薪ストーブ型のサウナ。ホテルサウナで薪タイプを取り入れるのは非常に珍しく、屋外の露天風呂スペースに設置されます。
「KIKI知床 ナチュラルリゾート」は、知床の高台に位置する森のリゾート。
木や森を大切にする価値観と、”きき”という音がまとうどこか嬉しさを含む雰囲気から、この名前がつきました。
KIKI知床では、北欧で大切にされている、人と人、自然とのふれあいで生まれる時間の過ごし方や心の持ち方を大切にした「ヒュッゲ」をコンセプトにした空間づくり