踊ることの楽しさを感じて頂けるように一人ひとりの個性を尊重!にゃんこバレリーナとしても活躍中の野々山絹よ先生主催のバレエスタジオ。お子様から大人まで各レッスンあり♪
上原 前面がすべて鏡張りでとても広くて綺麗なスタジオですね。先生は子供の頃からバレエを習っていたんですか?
野々山 8才から井上バレエ団のバレエ学園で習い始めまして、バレリーナになりたくて練習していました。井上先生からも将来プロのバレリーナにという事で指導いただいておりましたが、バレエにはお金がかかるんです。
上原 私も3年ほどですが、バレエを習っていた事があるのでわかります。
野々山 プロを目指していたので、小学生の時から舞台に上がっていましたが、当時チケットのノルマがあって、確か30万円程だったと思います。
上原 えっ!そんなに?
野々山 40年以上前でしたが。当時はまだバレエ団として公演をしても一般販売でチケットが完売できる程バレエの人気がなかったので、団員がチケットを販売していました。年2回の公演や特別レッスン、発表会など、私の家は一般家庭でしたので両親の負担も大きかったんです。それから舞台にもたっていたこともあってバレエ以外のお芝居のほうにも出演させていただき芸能活動も少ししていました。
上原 それからどうしてバレエ教室を立ち上げられたんですか?
野々山 一時バレエを離れた時期がありましたが、クラシックが流れてバーを握ると、やはりバレエが好きなんだなという実感があって、子供たちが私のように金銭的な理由でバレエができなくなるような事がないようバレエの魅力を知っていただけるようしたかったんです。日本のバレエ団でプロとして食べていける人はごく一部です。そこで今、プロを目指す子供を企業がサポートいただけるような支援プログラムを考えたり、バレエを身近に感じていただける活動などもしています。
上原 どんな活動がありますか。
野々山 バレエ以外に保護猫の活動に参加していて、その繋がりで「にゃんこバレリーナ」を立ち上げ、猫の被り物を被ってバレエを踊るという公演活動をしています。
上原 被り物??頭身バランスが崩れて踊れるんですか。
野々山 はい、大変ですが頑張って踊っています。最近では保護猫活動のイベントで「ねこたま祭」というのがあるんですが、そちらでも踊らせていただきました。また猫つながりで「トゥーシューズをはいたネコ」という絵本を出版したり、猫グッズを作って販売し保護猫の支援団体に売り上げの一部を寄付する活動などもしています。小さな命も私達と同じ大切な命であると思いやりの心の種を植えていけたらいいですね。
上原 女の子なら一度はバレエを習ってみたいと思うので、そんな子供たちにメッセージをいただけますか?
野々山 バレエの衣装を着て踊りたいという子から、子供の頃からプロのバレリーナを目指したいという子まで、バレエを始めるきっかけは様々だと思います。NBバレエスタジオでは、バレエに興味がある人なら大歓迎ですよ。またプロになりたい子へは少し厳しいかもしれませんが、徹底指導させていただきます。(笑)当スタジオの床材は良いものを使っているので脚への負担が少なく怪我もしにくい環境になっています。
上原 海外のバレエスクールなどと日本の教室との大きな違いみたいな物は?
野々山 国外ではプロ育成が主であったり、その為、身体の条件等を先ずみられたりします。日本ではエクササイズだったり趣味として、年齢問わずどんな方でも楽しんでいただけます。
上原 なるほど!でもその分日本独自の新しいバレエというものが出てきたりしたら楽しいですね。
◾️スクールデータ
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