学校の授業でプログラミング教育が始まる!【品濃町ラボ】

論理的思考力や創造性、問題解決能力を育てるプログラミング教室を開講!幼児から小中高生まで。

大西 学習塾を運営されているそうですが、新たにプログラミング教室を開講されたそうですね。

正垣 2018年4月より取り入れたのがプログラミング講座で、今まで運営してまいりました全国展開している塾本部より、2020年度から小学校、2021年度から中学校、2022年度から高校と順次プログラミングが必須科目になるのに伴って導入を奨められた事もありスタートしました。

大西 算数や国語の講座から、いきなりプログラミングの授業は全く違いますが、始めるにあたって抵抗などはなかったんですか?

正垣 塾も小さな教室ですので、戸惑いもありました。しかし、大学の時に数学の教員免許を取らせていただきましたが、就職は当時グローバル展開していた外資系のコンピューター関係の会社に研究開発エンジニアとして就職し、両方の経験が活かせる、自分しかいない、と始めた次第です。

大西 塾の先生としては、とても変わった経歴をもたれているんですね。

正垣 今は子供向けの教材ができていますので、楽しく学んでいただけて、プログラミングの楽しさを知っていただけると思います。塾には小学生など小さいお子さんが多いのですが、勉強を面白いと感じてもらえるように、中学から高校・大学と進学する上で、基礎的な力として身につけていただけるように教えています。

大西 具体的にプログラミング教室とは、どんなことを教えていただけるんですか?

正垣 パソコンの画面を見てアニメやゲームを作るだけというものではなくて、アーティックブロックを使い、自由に組み立てて最終的にはロボットになったり、手を動かしたり、センサーで判断して動作を決めるなど、自由な発想で楽しみながらプログラミングを学んでいきます。

大西 子供達の発想といいますか。想像力は大人が考えることよりも、面白いものができそうですね。どんな事ができるんですか?

正垣 個性的な発想や想像力を養うというのが当教室の目的です。そこで、作ってみて子供達に一番人気があるのが「トイレ」です。トイレもどきなんですが、トイレにはウォシュレット®︎(※)がついていますよね。人が来ると蓋があいて、ボタンを押すとノズルが出てきて、動作中はLEDのライトが点滅して、立ち上がるとセンサーが感知してノズルが引っ込み蓋が閉まるという動作の部分を全て過程のプログラムを作ります。家電などの物がどういう風に動いているかを学べますし、どんな順番で指示を出していくのか、自分が思い描いている動作ができるのかを考えます。これは子供でもできる教材とツールがあるので、体験しながら学んでいただきます。

大西 小学生では難しそうな課題ですね。

正垣 そんなことはないですよ。順序立てて考えること、思ったように動かない時に、どういう工夫をするか。という事に対してヒントを与えていきます。まず自分で考えて、行動できるようにさせていただけるかというのが、私の指導者としての役割だと思っています。

大西 教える上で大切にされていることなどありましたら教えてください。

正垣 子供達は、難しい事でも楽しいと感じてもらえれば、実力以上の力を発揮して頑張ります。いかに楽しく教える事ができるか、子供達の感情を盛り上げる事ができるかを常に考え教えていく事だと感じております。

大西 ご父兄の方にメッセージをお願いできますか?

正垣 自分が育った環境の中に無かったから必要ないのでは。というよりは、これからの時代子供に身についてもらいたい事を中心に考えていただきたいです。まさにプログラミングはこれからの時代必要なスキルになってくると思います。

※ウォシュレットはTOTOの登録商標です。

■ショップデータ
品濃町ラボ|プログラミング教室
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