オーガニック・グルテンフリー・アレルギー対応のパン&お菓子販売・教室【グルテンフリーパン&おやつ教室Ryuryu】

食の安全が叫ばれる中、主食である炭水化物(糖質)、良質のアブラなど成分から考える。カラダにやさしいオーガニック素材などに着目!小麦アレルギーでパンが食べられない子供にはアレルギー対応のパンやお菓子を。



滝沢 パン作家としても活躍されている龍さんが、パンとお菓子のネット販売と少人数制のパン教室を運営されているそうですね。まずどんな商品なんですか?

龍 オーガニック素材を使ったパンやグルテンフリーのパン、低糖質、アレルギーに対応し自然素材を大切にした美味しいパンとお菓子です。

滝沢 パン作りなどに興味をもたれたのはいつからですか?

龍 小学校2年生の時です。教育雑誌の付録にイースト菌がついていた事から初めてパンを焼いて、とても楽しかった事、「膨らむというか育つ、生きてる!」という感覚に興味をそそられました。

滝沢 では子供の頃から発酵なども?

龍 その時は市販のイースト菌による発酵でした、自家製酵母を自分で起こすというところまでは少し時間がかかりましたね。学生時代は、友達との約束を断ってパンを焼くことに没頭していました。おかげでお誘いがなくなりましたけど(笑)

滝沢 それほどパン作りが好きなんですね。かなり勉強をされたんですか?

龍 勉強というよりも、美味しい小麦を求めて北海道に行ったり、ペンションなどで住み込みでパンを焼いたり店頭でも接客しながらお客様の好みを聞いては又試作したり、とにかくパンのことばかり考えていました。北海道滞在中は食べる物全ての食材が美味しく、かなりの体重が増えました(←北海道のせいではありません笑)

滝沢 北海道の小麦は美味しいんですか?

龍 そうですね、美味しい小麦が多いと思います。当時は北海道しかない!と思って移り住みましたし、好きな小麦が栽培されています。今は九州や、関東をはじめ、全国で美味しいパン小麦の生産され、パン屋さんが能動的に参加する地産地消の動きも広がっていると感じます。

滝沢 製パン技能士1級や製菓衛生師などの資格もお持ちですが、パン作りの専門家としてのスタートは北海道なんですか?

龍 いえ。調理師学校でもパンの基礎を学び、その後地元のパン屋さんに就職しました。もともとは歴史ある和菓子屋さんで、和菓子から給食のパンまで作っていました。仕事としてはそこがスタートです。

滝沢 オーガニックやグルテンフリーなど素材にこだわりをもたれた経緯などあるんですか?

龍 一緒に働いていたスタッフが、仕事の過酷さもあってか体調を崩す人が多く、その時に、糖質やグルテンがカラダの不調や病気を引き起こしているという内容の本を読んで、安心して食べられる商品の開発をはじめました。(注:しかしグルテンや小麦が一方的に悪者であるとは思ってません)

滝沢 プロフィールにはフランス料理店でも修行されたとありますが?

龍 麻布十番にある先輩シェフのお店で、パンを担当させていただきました。パン専門店とは違い、フランス料理店はお客様との距離感も近いことから、直にお声をかけていただけ評価をしてくれるのでとても勉強になりました。

滝沢 パン教室もされているそうですが?

龍 今はコロナの影響でオンラインショップでの販売が中心ですが、グルテンフリー・アレルギー対応のパン&お菓子教室を随時開催しております。お子様とご一緒にご参加いただける少人数の教室です。ご希望があればご自宅への出張にも対応しています。また焼きたてのパンをお店で出したいという飲食店の経営者も多くて、店舗での講習からメニュー開発までのお手伝いなどもさせていただいております。

滝沢 今後のRyuryuさんについての展開は?

龍 畑を借りて堆肥からこだわった古代小麦の栽培をさせていただいております。
作る責任を持ち、安心なものを必要な人に必要なだけ届くような仕組みを作りたいです。
また、生ゴミを分解して無くす取り組みをしたり 山から海へ繋がる自然の循環に近づくような生活スタイルを少しずつ、提案していけたらと。楽しみながら実践することを通して、子供たちの未来のための活動につなげていけたらと考えております。

●ショップデータ
住所:東京都府中市(出張エリアはお問い合わせください。)
公式ページ

取材協力:Ann’s craft beer cafe 公式サイト:https://anns2016.owst.jp