足のボクシングで運動不足解消!【千代田テコンドークラブ】

二足のわらじで文武両道!元漫画家志望で現役のシステムエンジニア、現在も選手としても活躍中という異色の経歴の先生が教える老若男女に人気のテコンドー教室


滝沢:テコンドーってどういう競技なんですか?

伊原:手も使いますが、別名が足のボクシングとも言われてまして、足技を中心とした格闘技です。大きく分けて流派が2つありまして、私たちの流派とオリンピックの競技として採用されている流派があります。大きな違いとしては、組手において私たちの流派は顔へのパンチが許容されています。細かいルールはあるんですけれども基本的にはパンチはしっかり撃って大丈夫です。一方でオリンピックのほうのルールでは顔は殴ってはいけないので、ボディだけという違いがあります。また、テコンドーにも型がありまして、その競技もあります。型になると手技が多いんですよ。

滝沢:へぇ。空手っぽいですね。

伊原:そうなんです。実はテコンドーは空手が源流なんですよ。もちろん蹴りの練習もやりますが、基本動作と呼ばれる鍛錬は手技が多いです。そこから型へ、次に実戦的な蹴りやパンチの打ち方、受けのやり方を練習していきます。

滝沢:え!?動作とかも一緒?空手と?そうすると空手とテコンドーの違いっていうのはどういうところなんですか?

伊原:動きの細かいところで言うと、空手っていうのは低く早く動くというイメージがあるんですけど、テコンドーはアップダウンがつくんです。上がって下がるときに力を生むっていう考えですね。ちょっとリズムが変わっているのでそこが違いですね。

滝沢:最初は何帯から始まるんですか。

伊原:最初は白帯からですね。細かく級分けされてるんですけど、帯の色で言うと、白黄緑青赤黒という順です。昇級審査は私の道場では、基本的には私が見て、いけそうだなと思ったら偉い先生を呼んで見てもらって審査するという形式をとっています。段位を取得する昇段審査までいくと、大まかな流れは同じですが本部道場での審査になる場合もあります。

滝沢:テコンドーの魅力ってどんなところでしょうか?

伊原:もちろん足技がかっこいいっていうのは一番わかりやすいところであるんですが、武道として考えたときに、体の使い方をしっかり研究して鍛錬することができます。私の道場の生徒さんには少年部、若い方から50代といった年代の方までいますが、体の使い方を覚えていくということを年齢問わずできるというところが魅力の一つですね。

滝沢:なるほど。伊原さんがテコンドーをやろうと思ったきっかけというのは何があったんですか?

伊原:2点あって、1つはシンプルに格闘技に興味がありまして。大学に入ったときにテコンドー部があったんですよ。足技がかっこいいし、ちょっとやってみようかなぁって。もう1つはですね、実は私その当時漫画を描いてまして。

滝沢:漫画を!?描いてた??

伊原:はい笑。当時通っていた京都の大学に漫画学部がありまして、その学部に入ったので、漫画のネタになるんじゃないかと思いまして。取材も兼ねてといいますか、ニッチなものだと思ったので、認知度的にもまだそれほどでもなかったので漫画に起こして人気が出れば御の字ですし、知らない人もいるので面白いなと思ってくれればいいなと思って始めたってのがきっかけですね。多少不純な動機ではありますが。(笑)

滝沢:漫画が理由っていうのは面白いですね。テコンドーをお仕事に繋げようと思ったのはいつ頃なんですか。

伊原:大学2年の頃に大会で初優勝しまして、それ以降も比較的実績を積めてきましたし、卒業する頃には黒帯を取ることができていたので、道場を持ちたいとは漠然と思っていました。当時は京都に住んでいて、しばらくは京都の道場に内弟子みたいな形で師匠のところに付いて、指導方法などを学んでました。それで、関東が実家なんですが、こっちに帰ってくるとなった時にどこかに道場出せないかなぁって色々考えたり調べたりして、悩んでいたところ、じゃあ出しなよって背中を押してくれる先生がいたので、それじゃあって事で思い切って出しました。

滝沢:教室は秋葉原をメインでやられているんですか?

伊原:はい、メインは秋葉原周辺です。一応ある程度固定はしているんですけれども、常設道場という形で私が所有しているものではないので、区の施設とかをレンタルしてやっています。地元は千葉なんですが、もともと職場が秋葉原だったというのもありまして。

滝沢:職場??

伊原:あ、実はこの仕事副業でやっているんですよ。本業はシステムエンジニアなんです。

滝沢:え!?そうなんですか。全然違うジャンルですね!!で、その職場が秋葉原なんですね。今の時代にはちょうどいいですよね。コロナのこともあったりとか、働き方改革とかで副業も注目されてますし。ちなみに本業のほうの同僚の方を誘ったりとかはあるんですか。(笑)?

伊原:五人くらいいます(笑)。ありがたいことにそのうちの何人かは今も継続してくれてます。実は会社とも交渉して福利厚生のプログラムとして組み込んでもらったりとかもしているんです。

滝沢:それは凄いですね!皆さんどういう目的で入会されますか?

伊原:最近ですと運動不足解消の方が多いですね。コロナ太りを何とかしたいっていうようなものも。やり始めると普段使わない筋肉を結構使うので、後ろ側からしまっていきます。お尻とかは特にそうですね。ヒップアップ効果もあるので女性の方とかも結構いらっしゃいますよ。一時期多い時で半々か、もしくは女性の方が多い位の時もありましたね。

滝沢:来てらっしゃる生徒さんは年齢が幅広いとのことですけど、みんな同じクラスになるんですか。レベル分けとかが難しそうですが。

伊原:基本的にはみんな一緒にやっていますね。しかしながら、上のレベルの人は難しいことをやってもらいたいですし、型の練習も課題が分かれるので、道場に在籍する指導員にお手伝いしていただいてそこで分散して指導するという形をとっています。

滝沢:最初はどういったところから指導をしていくんですか?

伊原:はじめての人は壁に付いて、蹴りの練習とか、バランスとってできる練習から始めますね。こんな蹴りあるよとか、こんなストレッチしていくよっていうところから入っていきます。そのあとで型の動きの練習に入っていきます。

滝沢:これからテコンドーを習いたいという方に向けて、どういう問い合わせ方法がありますか?

伊原:予約サイトを作ってあるのでそちらからネット経由で申し込んでいただければと思います。最初の練習はジャージなど動きやすい服装を持ってきてくだされば大丈夫です。道着については一応練習のユニフォームになっていますので全員にご購入いただいてますが、1ヵ月後2ヶ月後でも構いません。

滝沢:テコンドーを広めるための活動とかいろいろされてるとは思うんですけども今はどういったことをされてるんですか。

伊原:今年はコロナの影響もあってあまりできていないんですけど、去年はお祭りとかで演武させてもらったりしましたね。子供たちにも大きい場でやるっていう経験をさせてあげられましたし、私たちとしては多くの人に知ってもらういい機会になりました。その他にはこのような機会も積極的に利用して行きたいと考えてます。

滝沢:今後の夢と展望について聞かせてください。

伊原:私事で言うと、まだ個人で日本一になったことがないので、選手として全国大会で日本一を目指したいと思っています。道場に関しては、楽しんでやってもらうことが一番と考えているので、単に生徒を増やすというよりも、まずはある程度認知をしてもらった上で、来てくださった皆さんが楽しんでできる道場を目指そうと思っています。

滝沢:選手としても、道場の先生としても頑張っていってください。

伊原:ありがとうございます。

●千代田テコンドークラブ 代表 伊原和宏 Kazuhiro Ihara
千葉県出身。日本国際テコンドー協会副師範。審判員。2006年よりテコンドーを始めて第4回千葉県大会のライト級で初優勝。その後、全日本テコンドー選手権大会、関西テコンドーオープントーナメントなどでも優秀な成績をおさめ、秋葉原を中心にした「千代田テコンドークラブ」を2014年に開設。子供から大人までテコンドーを気軽に楽しめるよう指導を続けている。最近では、運動不足解消やダイエット、ストレス発散にと女性のクラブ員も増えている。また選手の育成にも力を入れ各大会への出場サポートも!公式サイト:http://itf-chiyoda.sakura.ne.jp/

滝沢沙織

1999年にユニチカ水着キャンペーンガール選出され、2004年フジテレビドラマ「プライド」や「マルモのおきて」、テレビ朝日ドラマ「DOCTORS 最強の名医シリーズ」など数々のドラマ出演。また「秘密のケンミンSHOW」、「林修の今でしょ!講座」などのバラエティーでも活躍!NHKBSプレミアム「晴れ、ときどきファーム」レギュラー出演中!
インスタグラム:@saori_takizawa.official