DFAで目指せ!未来の剣士!【ダウンタウンフェンシングアカデミー】

東京荒川区は西日暮里のフェンシングスクール ダウンタウンフェンシングアカデミーの代表 近藤昌義さんは国体の出場回数11回、全日本選手権の出場回数14回で優勝含む多数の入賞経験を持つベテランコーチです!フェンシングは”あいさつ”で始まり”あいさつ”で終わるのも特徴です。他のスポーツでは味わえない駆け引き奥深さを体感し基礎をじっくり教わりながらスポーツマンシップスを養わせませんか。

西本 こちらのダウンタウンフェンシングアカデミーはフェンシングのスクールとうかがっていますが、始められた経緯について聞かせてください。

近藤 フェンシングは高校の部活から始めました。とくに強く惹かれたわけではなかったのですが(笑)サッカーや野球は人が多すぎて、入部しても埋もれてしまうので何か新しいスポーツをやろうということで始めたのがこのスポーツだったんです。それで、大学、社会人と通して続けてきたのですが、年齢が30代を迎えたのをきっかけにこれまで自分に与えられたり、培ってきた技術とスポーツマンとしての精神を次の世代の者に伝えていく側にまわりたい、と思うようになりました。実際に始めようとすると、意外にもあちらこちらから「教えてほしい」という話をいただきまして、しかし、出向いて教えるには場所も時間も限られてしまいますので、ならば自分で場所を決めてしまおう、とこのスクールを開校したのが2009年の4月になります。

西本 フェンシングといえば2008年の北京オリンピックでも注目された競技ですが、私自身、映画で見たことのある「ちょっと高貴なイメージの競技」という程度の認識しかなくて(笑)。せっかくの機会ですので、具体的にどういった競技なのか教えていただけますでしょうか?

近藤 そういう方は多いと思います。フェンシングには3つの種目があります。中でも日本で一番ポピュラーな基本とされる「フルーレ」。剣術の練習がスポーツ化したもので、金属でできているジャケットを着用した部分…つまり頭と両手足を除く胴体部分ですね、そこを突くことでポイントを取っていきます。2つ目は「エペ」です。これは「フルーレ」と違って、頭から爪先までどこを突いても有効とされます。かつて行われていた決闘が競技化されたものです。そして3つ目が「サーブル」で、他の2種目とは大きく異なって昔の騎馬隊が行っていた剣術が基になっています。馬上の剣術がスポーツ化したものですね。

西本 競技としての歴史も相当古そうですね。

近藤 そうですね、なんといっても100年以上前の近代オリンピックの第1回から取り入れられている競技ですからね。

西本 それだけの歴史がありながら、フェンシングのスクールが地域でもあまり見られないのはなぜなんでしょう?

近藤 う~ん、はっきりとした理由はわかりませんが、指導者がいないというのも理由ではないでしょうか。また、いたとしてもご年配の方で、なかなか後に続く人がいなかったみたいですね。

西本 こちらのスクールはどういったスクールになりますか?

近藤 小学生、中学生に競技へ繋がる基礎を中心にスクールの指導をしていこうと思ってます。時間は火曜・木曜17時30分から19時、土曜は一般とまじっての自由練習の週3回です。月謝は、15000円となっております。ある程度技術を身につけてきたら大人も交えながらやっていこうかと考えています。

西本 初めての一般生徒さんにはどのように指導されていく予定ですか?

近藤 初めは競技に合わせた構え方を身につけていくところから始めます。それから、ルールに乗っ取ってのやりとりなど。ケガをしないよう、させないように十分に気をつけながら、協調性だったりマナー教育だったり、人間性の向上を図っていきたいと考えています。

西本 最後になりますが、フェンシングに興味をもたれている方、この記事を読まれている読者の方へ向けてのメッセージをお願いします。

近藤 フェンシングは挌闘のスポーツです。ストップウォッチで計るスピードでなければ、重い物を持ち上げて競うスポーツでもありません。 対戦相手と向き合ったとき、体格差があっても、自身のもっているタイミング、間合いを組み合わせ作戦をたてて一瞬の隙を突くスポーツです。それが分かってくると非常におもしろくなってくるんです。フェンシングは「見る」スポーツよりも「やる」スポーツだと思います。もっともっと多くの方に知っていただきたいですね。体験練習もありますのでお気軽にお問い合わせください。

■お店データ
ダウンタウンフェンシングアカデミー
フェンシング教室
東京都荒川区西日暮里4-1-18