<Intoroduction>
身に覚えのないことで不利な状況に陥り、気がつくと日常が崩壊し始めていた。誰にでも起こりうるかもしれない人生の不条理に、人はどう立ち向かえるか— 2016年『淵に立つ』で、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞、世界から注目を集めた若き鬼才・深田晃司監督。あれから2年、同作で毎日映画コンクール主演女優賞他、数々の映画賞を受賞した筒井真理子を主演に迎え、自身のオリジナル脚本による渾身の問題作を完成させた。“演技者としての天才的なセンスを持つ”と監督が絶賛する女優・筒井真理子が演じるのは、市子/リサという異なる横顔をもつヒロイン。彼女の運命を握る、怖ろしくも愛おしい“闖入者”、基子と和道を演じたのは、市川実日子と池松壮亮。人生に復讐するほど絶望し、それでも生きると決意した市子。逆境を受け入れ、しなやかな強さで歩み続けるヒロインの姿は、叫びたい全ての女性に希望を与えてくれるに違いない。
<キャスト>
筒井真理子 / 市川実日子 池松壮亮 / 須藤蓮 小川未祐 / 吹越満
2019年7月26日角川シネマ有楽町、テアトル新宿他全国ロードショー公開
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