「基礎体力の向上」「運動能力のバランス感覚」心技体美の習得を目標にする体操クラブ!年少さんから中学3年生まで子供たちの運動指導など。
小野 そうですね。私が体操を始めたのが、7歳と体操を始めるには比較的遅いほうでしたが、大学まで体操選手を続けてきて、今考えると小学校時代が、私の体操選手としてのピークでした。(笑)
谷 大学卒業後、すぐに小野体操クラブを立ち上げられたんですか?
小野 はい。卒業後現役を続けようとは考えておらず、体操をやるよりも教える方が自分には合っているし、子供たちに教えていて楽しいですよ。
谷 子供たちを教えていて、楽しい所はどんな事なんですか?
小野 体操だけですけど、その場その場で成長が見られるという所です。
谷 もともと子供さんがお好きなんですね。
小野 子供は好きです。逆に大人が苦手で!
谷 (笑)先生ご出身は関西ですか?
小野 よくわかりましたね。出身が関西でここ栃木県は母の出身地なんです。大学時代は、全国から選手が集まっていましたが、私の役目はパフォーマーというかムードメーカーでしたよ。
小野 年少さんから中学3年生までを、今指導しておりまして、開設して3年になりますが、ようやく150名程の生徒さんが通っております。
谷 体操でも色々な競技がありますが、子供たちには、まずどういう指導をされるんですか?
小野 小学校では体育が必修科目なので、マット・跳び箱・鉄棒を中心に指導します。それからバランス感覚を養う平均台や、なかなか飛ぶ事ができない大きなトランポリンを使ったり、筋力トレーニングなどで体の使い方を覚えてもらいます。
谷 クラブ内には、鞍馬とか色々な道具が充実してますね。
小野 そうですね。色々な小物を使ったりして、育てないと、その時々に応じた事が出来ないですし、能力も様々ですから、それをしっかり見てあげないと、のばせる物はのばせないです。子供達の中には体操選手に憧れている子もいますが、ただかっこよく側転ができるようになりたいとか目標も様々です。なかには仮面ライダーになりたいなんて子もいます。
谷 指導も大変ですね。どんなコースがあるんですか?
谷 社会に出た時に体操を習っていてよかった!といってもらえたらいいですね。ここからオリンピック選手が出るかもしれませんからね。
小野 そうですね。スポーツは、何でも真剣に取り組めば、メンタルの強さが自ずと身につきますし、特に体操はストイックに、肉体を作り上げていかなければいけない競技です。男子なら体操に適した筋肉隆々の逆三角形の体を目標にしますし、女子はスマートな動きやすいスタイルを目指してトレーニングをしていきますので、トップアスリートを目指すには、自分に厳しくなければなりませんからね。僕の場合は、体質的に筋肉がつきづらく体操選手としては線が細すぎたので、小学校がピークと先程お話した通り、ある意味選手として伸びしろが見えたので、このクラブを始めたんですよ。
谷 やはり努力もそうですが、トップアスリートになるには、持って生まれた物も必要なんですね。指導するにあたって大切にしている事などありますか?
小野 「何がよくて、何が悪いか」を明確にしてあげる事、よかった物はすごい誉めてあげて、ダメだった物は何が悪いかを具体的に教えてあげる事です。例えば「きをつけ」一つでも、足が揃ってないからあなたはダメですと言った方が、どこを直せばいいのかわかるし、上達するのも早くなります。指導の仕方も、子供の性格も考慮しながら教えていきます。
小野 スポーツの中では心技体はよく使うかとおもうのですが。美しいという漢字は、価値があるかないかなんですよね。心があって技もできて、体が備わっていて、はじめて美しい人間になりますよという意味合いで、「美」を付けさせていただきました。
谷 なるほど!先生のクラブに対する思いがこもった標語ですね。
■お店データ■
●小野体操クラブ
住所/ 栃木県足利市久松町117
TEL/0284-64-7447
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■営業時間■
13:00~21:00 不定休
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