わが子を通わせるならこんなバレエ教室【荒木紀子バレエ教室】

練馬・中村橋で踊る楽しさをを生かして、バレエを通じて知性と教養に磨きをかける事もレッスンのテーマにされている。

大西結花大西 荒木紀子バレエ教室はいつから運営されているんですか?

荒木 2001年に中村橋に移転しましたが、バレエ教室は1985年からしております。

大西 バレエ教室を始められたキッカケなどはあるんですか?

荒木 7歳の時にバレエを習い始めて、20歳の時に橘バレエ教室で補佐指導員として、演技者から初めて指導者として活動の場を広げていきました。当時、バレエ学校でバレエ団をもっていたので、数多くの公演に参加しながら、子供達や後輩の指導をしてきました。

大西 では、自然な流れでバレエ教室を始められたんですね。ご主人もバレエ指導にあたられているそうですが?

荒木 はい。彼は英国出身で英国のロンドン・フェスティバル・バレエ団でプリンシパルを務めたり世界各国をツアーで回るバレエ団に所属していたプロダンサーです。数々の著名な振付家達の作品を踊り、ロイヤルバレー学校で教授陣の一員としても活躍してまいりました。日本に来日した時に、バレエを習いに行った際に出会い結婚しました。それから一時、フランスや英国などで振付の指導をしてきましたが、今では東京でACADEMY of BALLETを立ち上げて活動する傍ら、荒木紀子バレエ教室でも主にプロのバレエダンサーの指導にあたっていただいています。

大西 子供の頃、女の子にとって習い事といったらバレエかピアノでしたが、今も変わらないですか?

荒木 そうですね。バレエが初めてのお子様、小学生からジュニアコースは私が中心に指導していまして、バレエを踊る楽しさを教えています。今は小学校でもヒップホップやリズムダンスの授業がありますが、クラシックバレエは芸術性が高くて難しいとお考えのご父兄も多いですが、音楽(リズム)に合わせて体を動かすという動作は変わりません。踊るのが好きな方はどなたでも何歳になっても始められますよ。

大西 こちらはお子様などが中心ですが、大人の教室はやってないんですか?

荒木 はい。残念ながら。教室を立ち上げた時は、まだ現役のダンサーでしたので、シニアクラスまで指導する余裕がありませんでした。その流れもあって幼稚園生から10代までのクラスを開設しています。

大西 子供の頃から踊られていて、バレエの魅力とは?

荒木 綺麗で夢のある世界、男性と女性との対話、夢を見ているような感じを舞台で味わえるところや、無理のない姿勢から音楽に乗って踊りにしていくのが魅力でもあります。私がバレエを始めたのは、母がバレエ教室に通わせたかったようで、気がついたらバレエ教室通っていました。それが生涯の仕事になるとは考えていませんでしたが、音楽から想像するイメージを表現し、それが評価されるというバレエがとても楽しくて、また公演の時にかかるプレッシャーも心地いいものなんです。バレエは芸術的な要素も必要でスポーツとはまた少し違う所も魅力ですかね。

大西 バレエに向いた子供もいると思いますが、身体の硬い子でも大丈夫なんですか?

荒木 指導する際は、そういった先入観にとらわれず指導する事が大切で、バレエをしたから身体が柔らくなる・硬くなるというよりは、身体を動かすことの気持ち良さという原点から入っていきます。

大西 これまでプロになられた生徒さんも?

荒木 何人かいます。しかし現状日本のバレエ団では食べていけないので、外国のバレエ団でお給料をもらって活躍されています。

大西 生徒さんの発表の場は?また教室からのメッセージをいただけますか。

荒木 費用もかかることですので、2年に1回ホールを借りて開催します。当教室に通っている時間が楽しい、そして間違いなく人生において役立つ、集中・理解・応用など、バレエを通して教える事ができればいいなと考えています。見学や体験レッスンも随時行っています。お気軽にお問い合わせください。

■スクールデータ
荒木紀子バレエ教室
住所:東京都練馬区中村3-34-15
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