世界遺産・元離宮二条城が、400年前の京都に息づいていた美意識とクリエイティビティを体感する夜のアート空間へと変わる。
クリエイティブカンパニー・ネイキッドは、2026年10月23日(金)から12月5日(土)まで、体験型アート展『NAKED meets 二条城 2026』を開催する。
今年は、二条城で1626年に行われた江戸時代最大級の文化行事「寛永行幸」から400年。今回のイベントでは、当時花開いた「寛永文化」を現代のデザインやテクノロジーと融合させ、歴史をただ見るだけではなく、“体験する”夜のアート展として表現する。
テーマは「徳川和子が育んだ美の感性を、現代にひらく」
今回、寛永文化を読み解くキーパーソンとしてネイキッドが着目したのが、徳川和子だ。
江戸幕府二代将軍・徳川秀忠の娘として生まれ、後水尾天皇の女御となった和子は、19歳のときに寛永行幸を経験。その後、「東福門院」の名で知られるようになり、着物や茶道、華道、庭園、インテリアなど、当時の文化やデザインに大きな影響を与えた人物とされている。
なかでも着物では、京都の呉服商「雁金屋」に特注した斬新な意匠が京の町で流行するなど、時代の美意識をアップデートした“トレンドセッター”ともいえる存在だった。
『NAKED meets 二条城 2026』では、そんな徳川和子の感性を軸に、400年前の京都で生まれた美学を現代のアートとして再構築する。
400年前、二条城で繰り広げられた「寛永行幸」
寛永3年(1626年)9月、徳川秀忠と三代将軍・徳川家光は、後水尾天皇を二条城へ迎え、5日間にわたって盛大なもてなしを行った。
これが「寛永行幸」だ。
学問を好み、和歌や茶の湯、立花などにも精通していた後水尾天皇を中心に、当時の文化人たちが交流。小堀遠州をはじめ、多くの文化人が集うサロンが形成され、身分を超えて教養や美意識を磨き合ったという。
こうした交流から生まれた寛永文化は、その後の日本文化にも大きな影響を与えた。
今回のアート展では、そんな400年前の“日本のクリエイティビティ”を、ネイキッドならではの映像や光、空間演出などを通して現代に蘇らせる。
歴史を「知る」だけではなく「体験する」
本展の魅力は、歴史的な建造物を舞台にしたアート演出だけではない。
会場では体感型のアートコンテンツに加え、寛永文化の背景や徳川和子について深く知ることができる日本語・英語の音声ガイドも用意される。
直感的に美しさを楽しむこともできれば、「なぜこのデザインが生まれたのか」「当時の人々は何を美しいと感じていたのか」と歴史や文化を掘り下げて楽しむこともできる。
歴史とアート、テクノロジーを組み合わせることで、二条城の新たな魅力を発見できるイベントとなりそうだ。
紅葉シーズンの京都で楽しむ夜の二条城
開催期間は10月23日から12月5日まで。
秋の京都が美しく色づく時期と重なり、日中とは異なる表情を見せる夜の二条城を舞台に、幻想的なアート体験を楽しめる。
会場は18時に開場し、最終入場は21時。イベントは22時まで開催される。
歴史ある二条城と、現代のクリエイティブが融合することで、400年前の京都に流れていた美意識を現代の感覚で楽しめる『NAKED meets 二条城 2026』。
紅葉シーズンの京都観光に、歴史を“見る”だけではない、新しい夜の過ごし方を加えてみてはいかがだろうか。
開催期間:2026年10月23日(金)~12月5日(土)
会場:元離宮二条城(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541)
開催時間: 18:00~22:00(最終入場21:00)
早割チケット
月~木:高校生以上1,600円
金・土・日・祝:高校生以上2,000円
通常チケット
月~木:高校生以上2,000円
金・土・日・祝:高校生以上2,400円
※会期中無休。雨天決行、荒天時は中止となる場合があります。
※別途有料コンテンツあり。
企画・演出・制作:株式会社ネイキッド
共催:京都市
後援:公益社団法人京都市観光協会



