世界有数のパウダースノーリゾートとして知られる北海道・ニセコHANAZONOリゾートが、グリーンシーズンの魅力をさらに拡充する。運営する日本ハーモニー・リゾート株式会社は、2026年7月1日、本格的なマウンテンバイク施設「HANAZONO マウンテンバイクパーク」をグランドオープンする。
冬は世界中のスキーヤーを魅了するゲレンデが、夏にはスリルと爽快感に満ちたライドフィールドへと変貌。ニセコエリアの新たなアウトドア拠点として注目を集めそうだ。
世界基準で設計された本格MTBパーク
新たにオープンする「HANAZONO マウンテンバイクパーク」は、ニセコのマウンテンバイクシーンを支える団体「NAMBA」の監修のもと、スイスのトレイル設計会社ALLEGRA社が造成した本格施設だ。
総延長は約5.5キロメートル。自然地形を最大限に生かしたコース設計が特徴で、初心者から経験者まで幅広いレベルのライダーが楽しめる環境を整えた。
コースには国際マウンテンバイシクリング協会(IMBA)の基準に基づく難易度表示を採用。色分けによってレベルが分かりやすく示されており、初めての利用者でも安心して挑戦できる。
羊蹄山を望みながら駆け抜ける「HANAZONO スカイライン」
パーク最大の目玉となるのが、中級者向けダウンヒルコース「HANAZONO スカイライン」だ。
全長4,212メートル、標高差347メートルを一気に駆け下りるコースは、ニセコの雄大な自然を体感できるダイナミックなレイアウトが魅力。森を抜け、地形の起伏を楽しみながら走るスピード感は、マウンテンバイクならではの醍醐味といえる。
コースの途中では羊蹄山を望む絶景ポイントもあり、ニセコらしい大自然との一体感を味わえる。
ゴンドラ移動も特別な体験に
スタート地点となる山頂へは、HANAZONOのサマーゴンドラを利用する。
360度ガラス張りのゴンドラは、イタリアのデザイン会社ピニンファリーナが手掛けた特別仕様。本革シートを備えた快適なキャビンからは、ニセコの山々や自然豊かな景色を一望できる。
ライド前の移動時間そのものがアクティビティの一部となり、特別感のあるマウンテンバイク体験を演出する。
初心者やファミリー向けの無料トレイルも
麓エリアには、初級者向けの無料コース「森ループ」も整備された。
全長1,360メートルのトレイルは、木漏れ日が差し込む森の中をゆったりと走ることができる設計。マウンテンバイク初心者や子ども連れのファミリーでも気軽に楽しめる内容となっている。
オープンから5日間は無料開放も予定されており、初めてマウンテンバイクに挑戦する絶好の機会となりそうだ。
手ぶらでも楽しめる充実のレンタル体制
リゾート内のレンタルショップ「NISEKO SPORTS」では、本格的なマウンテンバイクのレンタルサービスを展開する。
世界的ブランド「Santa Cruz」をはじめ、キッズモデルから上級者向けモデルまで幅広く用意。ヘルメットやプロテクター、グローブなどの安全装備もレンタル可能なため、手ぶらで訪れても本格的なライド体験が楽しめる。

ニセコが目指す“アジア有数のMTBデスティネーション”
近年、ニセコエリアではマウンテンバイクを活用した観光振興が進んでいる。
既存のスキー場コースや地域コミュニティによるトレイル整備が進む中、HANAZONOでも今後さらなるコース拡張を計画。2026年中には新たに4コースを追加整備する予定だという。
これによりニセコは、冬のスノーリゾートだけでなく、夏のマウンテンバイクフィールドとしても国内外から注目を集める存在になりそうだ。

四季を通じて楽しめるマウンテンリゾートへ
ニセコHANAZONOリゾートでは現在、ラフティングやジップライン、ゴルフ、乗馬など20種類以上のアウトドアアクティビティを展開している。
今回のマウンテンバイクパーク開業によって、冬のスキーだけでなく、夏のアドベンチャー体験もさらに充実。四季を通じて楽しめるオールシーズンリゾートとして、新たな魅力を発信していく。
世界に誇るパウダースノーの山は、この夏、新たな冒険の舞台へ。ニセコの自然を全身で感じるマウンテンバイク体験が、多くのアウトドアファンを惹きつけそうだ。



