個展から画集出版など花の水彩画家「加藤雄詞」氏の作品全てのプロモーションを行うLucia Art Promotion　心惹かれる絵の魅力を世界中の人へ紹介していきます。

滝沢　まず活動内容から教えていただけますか。

東　Luciaはairspaceグループの中で、加藤雄詞氏の描く水彩花画を世界中の人に知っていただくため、広報などのプロモーションを担当しております。

滝沢　お二人で活動されているんですか。

大谷　東のサポートをしながら、加藤氏の作品を印刷する製造部門を担当しています。

滝沢　作品が出来上がるまで過程を担当されているんですね。実際どんな流れで作品が出来上がるんでしょうか。

大谷　2H～6Hの鉛筆で描かれた原画をお預かりして、最新の印刷技術、ジクレー印刷をします。その後、先生自らの手で水彩絵具の彩りがなされ、仕上げにラメをのせます。サインと朱印が入れば完成です。印刷であっても一枚一枚を手仕上げするため、全ての作品が世界に一点となるのも特徴です。

滝沢　どの作品も、とても色鮮やかで明るく心が躍るような気持ちになりますね。どうして加藤先生のお仕事をお手伝いするようになったんですか。

東　講演に足を運んだ時に、たまたま朝顔の絵が表紙になった画集が置いてあったんですね。それを見た瞬間に、衝撃を受けてしまいました。これだ！と。それから先生のお話を聞くうちに自分の人生の見直し、これまでの思い込みとか、何十年と生きてついた垢が落ちていくような感じでした。お話の中で「一生がひとつのキャンパスとするなら、そこに自分の人生の絵を描いていく」という言葉があり、これからの目標がきまりました。

滝沢　どのように変わりましたか。

東　一つの体験がキャンバスの上で線になるなら、いい体験をしたい。いい行いをしたい。そういう思いで動くようになりました。それから加藤雄詞氏の水彩花画を世界中の皆さんにみていただく事で、何かを感じていただきたいです。一人ひとり感じ方は違うと思いますが、絵には一枚一枚メッセージカードがついているので、それを読まれて絵に惹かれる方もいらっしゃいます。心の平和、穏やかに過ごすツールとしても是非、加藤雄詞氏の作品をみていただきたいと思っております。

滝沢　先生の作品のテーマは「花」なんですね。

東　花から学ぶ人生という講演もあるんですが、これはどういった事かというと、一つの花瓶に色々なお花が混ざって飾られています。その中で、競ったり、驕ったり、妬んだりする事なく、ありのままの姿で咲いている。人間もそれと同じで会社や学校などのグループの中で、ありのまま花の様に生きたら争いもおこらない。平和な世界に…という想いが込められています。

滝沢　東さんも絵を描いたりされるんですか。

東　はい。少し描いたりしますが、純粋に絵が好きなんです。月一回先生の絵画教室を開催しています。絵を描く事で、絵の中に自分が現れていきます。これは線に出るといいますか。迷いがあると真っ直ぐスキッとした線が描けないので、先生に心の迷いを指摘されてしまいます。（笑）

滝沢　大谷さんは税理士の仕事をされているそうですね。

大谷　air spaceというグループは、同じ「志」を持った異業種の方が集まり、夢や希望を語りながら常に新しいことに挑戦しています。私も税理士業の傍ら、印刷の世界に挑戦中です。数字の世界では1+1=2のみが正解と思い込んでいましたが、2以外の答え、今日は20、30でもいい…といった柔軟なものの見方、考え方に、とても魅力を感じています。講演会では、いつも新しい発見があり、気付きのキッカケ、わくわく楽しく生きるヒントを頂き、実生活に役立てています。

滝沢　加藤先生の作品を世界に広げていこうと活動を始められたのはいつ頃からなんですか。

東　本格的に動き始めたのは、2017年からとなります。花の絵をデザインとして考えていまして企業様より「自社の製品に先生の花の絵を使わせてほしい」というお話も入るようになりました。

滝沢　最後に読者にメッセージをお願いいたします。

東　Luciaとしては花の絵をみて、心動かされるものを感じていただきたいと思います。それは心の平和にも結びついていくものです。作品など活動内容はホームページでも随時配信していきますので是非ご覧になってください。

●Lucia Art Promotion（ルチア　アート　プロモーション）
■代表 東 恵子 Keiko Azuma
大分県出身。加藤雄詞氏が描く花の水彩画の窓口と世界各国へのプロモーションも担当。
■総合プランナー　大谷一江 Hitoe Ohya
東京都出身。加藤雄詞氏が描く花の水彩画のジクレー印刷を担当。税理士資格を2009年取得後に大谷一江税理士事務所を開業。
公式サイト：https://www.airspace120.com