広尾にあるアロマテラピー専門店【salon de phytoca(サロンドフィトカ)】

自然の恵みを凝縮したフランス産のオーガニックエッセンシャルオイルを使用したアロマテラピー専門店!アロマスプレーやトリートメントオイルなどセルフケアに役立つオリジナルオーガニックプロダクツの商品開発も…。



上原 広尾の街を歩いてお店にたどり着くと、とても品のある店内の雰囲気、贅沢な空間にお邪魔したようで気分も高揚しますね。広尾店はいつから?

畠山 2016年に広尾店をオープンしました。当店は軽井沢のホテルハーヴェスト内に20年前にオープンしまして、東京でもアロマテラピーを受けたいというご要望から出店をいたしました。

上原 20年前ですと、まだアロマテラピーの専門サロンなどは少なかったですよね。アロマに出会われたのは?

畠山 オーストラリアから帰国した友人が行っていたセミナーに参加したことです。ちょうどその当時、イライラしたりのぼせたりといった更年期障害が出ていて、アロマテラピーで緩和されたというのが勉強を始めたきっかけです。アロマテラピーはストレスの緩和に役立ちます。同時に、ストレスに密接に関係のある免疫力をあげていくことができます。様々な薬理作用のある精油を用いてトリートメントを行い、お薬になるべく頼らない予防医学の一環として貢献したいという思いで取り組んでまいりました。


上原 畠山さまは、アロマテラピーでは草分け的な存在ですね。実際のケアについて教えてください。

藤野 フランスのオーガニック栽培の植物から30種類のエッセンシャルオイルを使用したアロマトリートメントです。お客様のその日の体調に合わせブレンドしたオイルを使用します。ボディトリートメントとフェイストリートメントが主なメニューで、目的に応じてご希望の施術時間を選んでいただいております。

上原 アロマオイルについては市販されているものでも、同じ種類の精油でも数百円のものから数千円のものまでありますが、違いはどんな点なんでしょうか。お店で使っているアロマとともにご説明いただけますか?

藤野 まず当店で使っているエッセンシャルオイルは、アロマテラピー発祥の地でもあるフランスで、ドクターが治療に使用したオーガニックのブランドのみを使用しています。ですので精油のお値段も高価なものになります。安いオイルの中には、科学的に合成されたものや農薬が残留している物も多いので、肌に使用するには不適切ですから一切使用していません。

上原 アロマテラピストさんにお伺いすると、コリに効くというイメージで香りも好きなのを選ばされますが。

畠山 もちろん好きな香りについてはお聞きしますが、今のお身体の状況についてしっかりとお聞きします。精油にはそれぞれ効果効能に違いがありますので、お客様のこころと身体の状態に最適な精油をご提案することを一番にしています。香りについてはブレンドの相乗効果を優先に考えながらお客様が心地よいと感じる香りを作り出し、深みを出していきます。

上原 専門的な知識を活かしたアロマ製品もお作りになっているそうですね。

藤野 Phytoca®というブランド名で、空気の浄化と安眠によい芳香スプレー「La Fuilleラフィユ」や、手摘みの無農薬栽培のバラの花びらから採れた精油と蒸留水を使用したフェイスケアオイルとハーバルウォーター「La Roseラローズ」、肩こりや筋肉痛、頭痛の緩和のためのマッサージ用オイルの「Releaseリリース」などセルフケアプロダクツにも力を入れています。

上原 広尾にはアロマテラピーサロンは多いんですか?

畠山 整体やエステサロンでメニューの一つとしてアロマを使用しているお店は数多くあると思います。当店のようにアロマテラピーに特化した専門店は聞いたことがないですね。

藤野 実は私もこのアロマテラピーに出会うまで「香りで何が出来るの?」と疑っていたんです。出産後に薬剤アレルギーになってしまって、その時このアロマテラピーがとても助けになったことから、植物療法としての本当のアロマテラピーは違うぞ!と感じて勉強させていただいたんです。

上原 私は、偏頭痛と胃腸が弱くていつも悩まされていますが。

畠山 偏頭痛は、首肩の緊張からきている場合や、交感神経の高ぶりなども原因として考えられるので、緩めてあげると同時に脳に届く香り成分で癒せるということがあります。胃腸も同じく神経が影響していることが多いです。アロマテラピーは香りとともに肌から芳香成分が吸収されます。色々なブレンドの仕方がありますので、一度受けていただくと違いが分かると思います。

◾️ショップデータ
salon de phytoca(サロンドフィトカ)
〒106-0047 東京都港区南麻布5-16-11 ラガール516 301号室
公式サイト