結婚する人たちの相談役 フリーランスウェディングプランナー【Toi et Moi Wedding(トワエモア ウェディング)】

埼玉県内・川越を中心に少人数でのウェディングやフォトウェディング等のオーダーメイドウェディングが得意な、小回りの利くフリーランスウェディングプランナー。思い出に残る素敵なウェディングプランを作ってくれますよ。


滝沢 Toi et Moi Weddingさんは、どんなウェディングプランナーさんなんですか。

高橋 Toi et Moi Weddingは、結婚式場に所属しているウェディングプランナーとは違い、式場に所属しない、フリーランスのウェディングプランナーになります。ですので場所の決定から結婚式全てに携わっていく形になります。

滝沢 元々ウェディングプランナーはご経験があったんですか?

高橋 以前は式場のチーフウェディングプランナーとして7年程、勤めていた事があります。結婚を機に退職し、料亭や古民家でのウエディング事業の立ち上げをしたりなどで、フリーランスとして活動し始めました。

滝沢 ウェディングプランナーさんのお仕事は、色々な調整や交渉などが必要なお仕事だと思いますが、なにかネットワークみたいなものがあるんですか。

高橋 お客様のご希望を伺う事により、希望される会場、カメラマンなど、各専門分野の方々との出会いも必然増えるので、Toi et Moi Weddingのチームのようなものは出来ています。出会いの数が増えていって、提案できる幅も少しずつ広がり、お客様にも素敵なウェディングプランをご提供できるようになっています。

滝沢 活動の拠点が埼玉県内になるそうですが。

高橋 その地域や施設などの得手不得手を深く理解した上で、細やかなご提案をさせていただきたいので、あまり地域を広げずに活動しています。

滝沢 式場などの組織に所属しないフリーのウェディングプランナーさんの利点についてお伺いできますか。

高橋 まずは、どこの式場で結婚式をあげたらいいかお悩みのカップルにセカンドオピニオンのような立ち位置でアドバイスをさせていただける事、それから式場さんとの掛け渡し役になれること。また本来ウェディングができない場所、例えば古民家や料亭、レストランなど、常時ウェディングプランナーがいない施設などでも、1からプランを作り上げ、関係各所との調整全てをお任せいただくことにより、オリジナルなウエディングが可能なことです。式場の場合はパッケージが決まっているわけですが、フリープランナーに場所の選定の段階から頼んでいただくと、お客様のご要望を踏まえて場所探しや業者を選択することができます。

滝沢 私の結婚式のイメージは、結婚式場でオプションを追加していって、それに伴って価格が上がっていくというイメージが強いです。(笑)

高橋 コロナ禍だと、ウエディングが少人数化しているので、パッケージの中から選ぶパターンと、少人数だからこそ時間や手間を掛け、こだわっていきたいというお客様との二極化が進んでいるのを感じます!もちろんこだわりの部分で費用が増えることもあります。

滝沢 ご予算を抑えたウェディングをあげたいという需要は結構ありそうですね。

高橋 ここ数年はコロナの影響もあり、少人数での結婚式を希望される方が多くなっています。式場ではハードルが高いと感じ、コストを抑えたプランを希望され、レストランでのウエディングが出来ないかと相談に訪れる方が増えました。

滝沢 結婚式場以外で執り行う結婚式のいいところは?

高橋 通常、式場では、ある程度パッケージ化されていますが、結婚式のパッケージがない施設で行う場合は、お客様のご要望ありきで、衣装、料理、挙式スタイルなどのプランをご提案できる点が大きいと思います。

滝沢 Toi et Moi Weddingさんのプランニング料は7〜30万円と幅があるのですが。

高橋 2人だけの結婚式の方や100名の結婚式の方では、打合せ工程ももちろん異なりますし、挙式をする場所によっても設営の難易度やどの程度のリスクヘッジが必要になるかによっても、準備にかかる時間も変わって参りますので価格にも差が出てきます。

滝沢 これまで企画されたなかで特徴的なウエディングなどは?

高橋 丁度この秋の結婚式では、昔の「祝言」のような結婚式をしたい!というリクエストを頂き、目下作戦を練っている所です。今のように神社やホテルで結婚式をするという文化がなかった時代は、親族やご近所の方の前でお酒を酌み交わして、夫婦・親族の絆を共有するというのが祝言として行われてきました。折角の家族などの少人数の結婚式なので、従来の形式ばった儀式では無くて、大切な方々と過ごして、絆を深める結婚式をしたいというご希望から、祝言スタイルを採用しました。後はフォトウェディングの需要もすごく高くなってきています。

滝沢 それはあるかもしれませんね。実際はどんな写真を撮られるんですか。

高橋 スタジオ撮影では無く、お気に入りのキャンプ場がある!という事でしたら、その施設に交渉したりして、縁やゆかりのある場所を巡って撮影をしていきます。

滝沢 知人に海辺とかで撮った写真を見せていただいたことが事があります。とってもナチュラルな表情が印象に残っています。

高橋 格式張った作り込んだ笑顔に価値があるかとは思えませんし、お二人らしい自然な笑顔のお写真にこそ、フォトウエディングをする意味があると思います。最近では結婚式をしない代わりにフォトウェディングをしたいというお客様も多いので、豪華な結婚式とは違うけれど、その撮影の時間を丸ごと、【私たちの結婚式】と思って頂けるよう、丁寧にどんな写真を残したいかを伺い、形にしてフォトウエディングの意味を見出していただきたいと思っています。

滝沢 屋外での撮影が中心になると天候が一番のネックですね。

高橋 そうですね。滝沢さんもお仕事柄ご経験があると思いますが、天候によって撮影日の変更などもさせていただくこともあります。撮影日に合わせて、衣装のレンタルやカメラマンさんを手配したりするので、ご協力いただく関係者さまにも、天候による変更も考慮していただきながらご協力をいただき、基本的には追加料金の出ないようにさせていただきます。

滝沢 HPを見ましたが、高橋さんも一眼レフカメラの勉強をされているんですね。

高橋 これから私が撮影しようという分不相応のことは考えてはいませんが、カメラを勉強してみようと思ったのは、プロのカメラマンさんがファインダーを通じて、見ている世界を体験したいと思ったからなんです。これはどんなシチュエーションをご提案したら、お二人にとって、いい写真を残せるか知るためでもあります。

滝沢 ご相談者さまがご依頼をいただくにあたって、どの段階から金額が発生するか不安な方も多いと思うのですが。

高橋 基本的にお話をお伺いし、カウンセリング・ご相談は無料で行いますのでお気軽にご相談いただきたいと思います。

滝沢 最後に読者に一言お願いします。

高橋 最近では結婚式をしないという選択も一つの選択肢です。でも、もし何かささやかながらも温かい時間や思い出を残したいという方はお気軽にお問合せください。

Toi Moi Wedding (トワエモア ウェディング)代表 高橋由香里 Yukari Takahashi
大手上場企業ゲストハウスにてチーフウェディングプランナーとして経験を積み、自身の結婚を機に退職し2016年独立。フォトウェディング・結婚式プロデュース・ウェディングスクール・ウェデイングに関わる企業のコンサルティング・新規ウエディング事業の立ち上げ
公式サイト:https://www.toi-et-moi-wedding.com
フォトウェデイング:https://kawagoe.with-a.photo/

滝沢沙織

1999年にユニチカ水着キャンペーンガール選出され、2004年フジテレビドラマ「プライド」や「マルモのおきて」、テレビ朝日ドラマ「DOCTORS 最強の名医シリーズ」など数々のドラマ出演。また「秘密のケンミンSHOW」、「林修の今でしょ!講座」などのバラエティーでも活躍!NHKBSプレミアム「晴れ、ときどきファーム」レギュラー出演中!
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