大人女性も大満足な隠れ家サロン【BRACE（ブレイス）】

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上原　とても上品な雰囲気がある美容室ですね。この場所を選ばれたのは？

土屋　ここは以前勤めていた美容室で、それを買い取って夫婦2人で始めたお店になります。

上原　どうして美容師さんになろうと思われたんですか？

土屋　美容師さんの多くは、ファッションや美容に興味があって美容師さんになる方が多いんですが、僕の場合は、自分の力でお金を稼げる仕事をしたいと思って、消去法で選びました。

上原　具体的にはどんなお仕事がリストアップされていたんですか？

土屋　手に職を付けたいとは思っていましたので、大工さん、料理人そして美容師の３択でした。父も美容師でしたので、その影響も大きかったかもしれません。

上原　実際に美容師のお仕事は楽しいですか？

土屋　結果的に楽しく仕事させていただいています。逆に好きだったら出来なかったかもしれません。美容師になりたての頃は、拘束時間も長いし休みもなく、給料は15万円ももらえなかった時代でしたから。

上原　よくお店が終わった後、ガラス越しにカットの練習をしている若い美容師さんをみかけますよね。

土屋　どんな仕事も大変だと思いますが、仕事として割り切って、いつか先輩方のように、稼いでやるぞ！という気持ちで向きあってきましたから、続いたのかもしれません。

上原　奥様と一緒に始めたそうですが、以前から同じお店で働いていたんですか？

土屋　専門学校の同級生だったんです。これまではお互い別々のお店で働いてきましたので、このお店を始めた2017年から一緒に働いています。

上原　一緒にお仕事をされていて、朝からずっとご一緒ですよね。楽しいですか。

土屋　そうですね。お休みの日も一緒ですから。（笑）でも今はおかげさまで楽しいですよ。でも最初の１年は大変でした。お互い学んできた事も違いますし、美容師としてのある程度のキャリアもお互い築いてきましたので、妻は最初の３ヶ月ぐらいは大っ嫌いだったと言われましたよ。今は阿吽の呼吸みたいものが生まれてきたので、ベストなパートナーだと思っています。

上原　開業された時、コンセプトみたいなものは考えられましたか？

土屋　コンセプトというより、出店するからには東久留米で一番の美容室になるという目標をたてました。今は美容室も乱立していますが、女性にとっては美容室って特別な場所でもあると思っているので、お客様が何かホッと出来る場所を重視してやってまいりました。